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Learn?Study?「学ぶ」ということ

 どうも、こんにちは。
 白井研究セミナーの鈴木です。

 今回の白井セミナーでは英単語「learn」から始まりました。
「learn」という単語は「学ぶ」とか「習得する」といった意味があります。これに似た単語で「study」があります。これは「勉強する」、「研究」といった意味です。
白井先生は僕たちに問いかけました。

「learnとstudyの違いがわかりますか?」。

 「benefit」と「profit」とか、「participate」と「join」など英単語は同じ意味でも違う単語がいくつかあります。これらはネイティブスピーカーにとってニュアンスが若干違うから使い分ける場合があります。
ではlearnとstudyの違いは何かというと、何かを学習するときに結果と過程どちらを重きに置くかということに違いがあります。learnが前者でstudyが後者です。learnの場合には勉強する内容、業務内容などを覚えること。studyは研究のように自分から学ぶ努力をするなどのニュアンスが含まれます。

 これを聞いたときに、これまで僕がやってきたことは大半がlearnであると感じました。まあ、これは小中高の教育的にテストで点数を取ることを重要視されていたからだと思います。しかし、大学3年生においてはlearnよりもstudyの比率を増やしていくことが大事だと白井先生はおっしゃっていました。
自分から積極的にやりたい分野、研究したいことをやっていくことは自分だけのスキルとなり、武器になります。大学生のうちは時間を上手く使えばそのような時間を取れると思います。では、社会人になったらいつやればいいのでしょうか?

 社会人は朝起きて出勤、残業少しやって帰宅して夕飯、お風呂に入ればもう寝る時間。通勤時間にやるなど考えられますが、自分の極めたいことを中途半端な時間でやっても集中できないと思います。一番の良いのは業務時間にやることです。「職務怠慢じゃないか!」と思うかもしれませんが、実際のところ業務自体が作業で結構暇なことがある部署も存在するそうで、こういったときは仕事の片手間にstudyしていくとよいそうです。また、例えば実際の仕事で開発することになった場合、業務通りにやるのではなく上司などに「もう1時間ほど時間を取れればこういった機能を実装できるのですが試していいですか?」と交渉することでもstudyする機会を増やせます。そうなると、仕事だけでなく人間関係も大事になってきますね。

 以上、learnとstudyについてでした。

Published in2017年度前期