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Part.2 IVRC調査をしてみて

こんにちは。石井です。セミナーでIVRCについての調査、発表をしてみて

感じたことや、感化された作品についてまとめようと思います。

まずIVRCの話に入る前に各々の発表について感じたことがあります。

自分は今までプレゼンテーションを作る際に全体の見やすさ、

文字の大きさを重視していました。

細かい文字などは投影したとき遠くの人が見えなかったり、

プレゼンテーションとして言葉にインパクトを与えるのが

難しいと考えていて使ってきませんでした。

ただ、今回の調査はGoogleスライドを利用したものであって、

そのスライドを発表という形以外で閲覧できることを考えると、

細かい文字での説明もアリなんだなと感じました。

文字の大きさだけではなく人に見てもらう資料を作る際

見る人の視点に立って分かりやすい、面白いと感じる資料を

作れるようになることも今後大切なことだと感じました。

次にIVRC調査の発表をみて感化された作品を幾つか挙げてみたいと思います。

1.超見られる感体験装置

超見られる感体験装置(2013)

自分が人見知りなこともあってか、ぜひとも体験してみたいと思った作品です。

これによって人見知りが克服できるわけではないと思いますが、VRによって得られる

体験に視線という感覚を付けてくる発想はすごいなと感じました。

 

2.ユリアラビリンス

ユリアラビリンス(2015)

この作品はIVRCのアーカイブ調査をする前からニコニコ動画で話題になっていたので

知っていたのですが、これがIVRCの作品と聴いたとき最初違和感が湧きました。

自分の知っていたVRは所謂PSVRのようなものを使ってゲームをすることだったので

自分の中でVRが再定義されるキッカケになった作品です。

ペライチ企画でデュラハンの体験をする企画を出しましたが、

新しい体験以外に世の中に貢献できる点がないと感じています。

ユリアラビリンスは一見ふざけた企画のように見えますが、

若い人に老人の体験をさせて、医療や介護への関心を高める狙いがあります。

なので、自分はこのデュラハン体験をしっかりと企画するならば、まず

新しい体験以外の活用方法等を探していかねばいけないなと感じました。

Published in2017年度前期