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Part3 描くメソッド(中村凌雅)

こんにちわ。中村です。

当ブログも3回目になります。

 

今回のセミナーでは、ペライチ企画の発表を行う予定でしたが・・・

白井准教授:皆さん画力がないですねぇ。お絵かきしましょうか。

お絵かきすることになりました。

 

さて、お絵かきするにあたって、まず、教えていただいたのが、鉛筆の使い方です。

鉛筆は文字を書く時より長めに持つ。

描く時は鉛筆を寝かす。芯を常にとがらせることを意識しながら、回しつつ描く。

…等々、ここまでは簡単でした。

 

白井准教授:じゃぁ、まず、縦線を何本か書いてみましょう。スーっと直線を何本か。

これが意外に難しい。フリーハンドで直線を書くと、どうしても曲がってしまいます。

最終的には、鉛筆を持つ手と手首を固定し、腕を手前に引くことで直線を描くようにしました。

白井准教授:次に横線を描いてみましょう。網掛けになるように。

縦線と同じ要領で、腕を平行に動かすことできれいな直線を書くことが出来るようになりました。

白井准教授:最後に、線と線の間に縦線と横線を追加してみましょう。

難しい。そもそも線と線の間が数ミリしかあいていません。

途中で他の線と交差してしまうことが頻発しました。

まだまだ練習が足りなかったようです。

とはいえ、まだ立体を描いていません。本番はここからです。

 

白井准教授:直線を書けるようになったら箱を描いてみましょう。ティッシュ箱。

白井准教授:誰でも簡単に立方体を描けるようになるメソッドをお伝えします。

点A,Bとそれをつなぐ直線1を描く。

点Aから水平な直線2を描く。

直線2の上に点Cを描く。

点B,Cをつなぐ直線3を描く。

対角線になるように直線4を描く。

点A,Dと点C,Dをつなぐ直線を描く。

点A,C,Dから垂線を引き、線AD,CDと水平な直線を描く。

おお、箱っぽくなりました。

これにティッシュの取り出し口やライティングなど細かいところを描けば…

ティッシュ箱になりました。

メソッドで教えてもらうことで立方体の構造を理解しながら描けました。

 

白井准教授:じゃぁ次は、円柱を描いてみましょう。メソッドを紹介します。

点A,Bを描く。

点A,Bを両端とする楕円を描く。

点A,Bから垂線を描く。

底面に当たる弧を描く。

楕円をきれいに描くことが少し難しいですね。

鉛筆を持った手の小指を支点にして、コンパスの要領できれいな弧を描きました。

ライティングやシェーディングを追加して…

こんな感じに仕上がりました。

シェーディングはグラデーションをかけることで円柱の表面を表現しています。

 

白井准教授:最後は人間を描いてみましょう。円柱を組み合わせて頑張ってみてください。

こうなった。

左が始めに描いた人間です。

何というかブリキって感じです。

筋肉を意識して描いた人間が右です。

肩の部分の筋肉がよくわからず。手と足もあたりだけ取ってますね。

顔がアンパンマンになってますが、体に対して頭が小さすぎました。

まぁ、これはこれで面白いからいいかなと。(何等身なんでしょうね。)

 

今回のセミナーはお絵かき講座になりました。

皆でワイワイ描けてたと思います。

メソッドに落とし込むことで、誰でも簡単に実現できるようにする。

人にものを教えるために、理論付けてメソッド化しておく習慣を身に付けたいと思いました。

Published in2017年度前期