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Part2 IVRCに向けて #IVRC アーカイブ調査から見えたものは…?資料公開あり(中村凌雅)

こんにちわ。中村です。

2回目のブログ投稿になります。

 

IVRCアーカイブ調査

さて、セミナーではIVRCに向けて企画書を書くことに。

そのために、過去の作品を調査し、スライドにまとめることになりました。

そんなわけで今回のテーマは、IVRCアーカイブ調査です。

興味を引かれたものだけ簡単にですが、さっそく。

自分的に興味を引いたものを紹介

2013年の優勝作品「バーチャルロープスライダー」です。

どんな場所でもロープスライダーを体験できるという企画です。

ロープスライダーは、とある公園で何度も繰り返し遊んでいた記憶がありますが、決まって森の中でした。

どこでも体験できるのはうれしいですね。落下したら死んでしまうような谷などで遊んでみたいです。

 

同年の作品、「花水」です。

花火を水で再現している企画です。

水というか、霧とプロジェクターによって、ですね。

読み方は「はなみず」ではありません。「はなすい」です。

 

次に、2006年の作品「CREATUREs:Tabby」です。

インタラクティビティによってインテリアに親密さを与える企画です。

モフモフ尻尾付き毛玉ってかわいいですよね。モフりたい・・・ちゃんとインテリアに親密さを与えられていますね。

バーチャル生命体インテリアって響き好き。

 

最後に、やられた!という作品です。

2006年の作品「Virtual Scooter」です。

スクーターに乗って街を走れるという企画です。

しかし、オペレーターが事故を起こす要素をいつでも与えられるようになっています。

事故に遭って死んでみたいという企画を考えていたのですが、10年も前にやられていました。悔しい。

 

3年分の調査を公開します。

実にIVRC’98, IVRC2006, IVRC2013と3カ年分、合計43企画分調べました。

中村凌雅_2013_2006_1998.pdfにまとめておいたので興味がある人は見てください。

 

こんな企画を考えたい…

そんなわけで、今回過去作品について調べてみましたが、類似作品は多く、ぼや~っと考えていた企画のほとんどがつぶれました。

これまでに類を見ない新規性があり、なおかつ、役に立つことができる。

そんな企画を考えたい・・・ですが、なかなか難しく。

 

ざっくり環境問題について調べていると、人の出すゴミが他の生物に影響を与えていることを知りました。

プラスチックに挟まったまま成長し、変形してしまった奇形亀。

ネットに絡まり頸が裂けたアシカ。

 

胃の中にプラスチック製品やライター等がつまり窒息死したアホウドリ。

グロテスクですが、こういった問題について触れることのできる企画を考えたいと強く思いました。

 

 

 

Published in2017年度前期