KAITシンポジウムにて霧箱ワークショップを開催
2011年11月19日(土)に本学で行われた 「KAITシンポジウム2011 -安全安心社会をつくる情報技術を探る-」にて、白井研では、「放射能はオバケじゃない!霧箱制作で学ぶ自然放射線の可視化」というテーマで、自然放射線など放射線を視覚的に可視化することができる霧箱という観察装置を使ったワークショップを実施いたしました。
このワークショップでは、放射線は見えないから怖いという事を切り口に、危険とは?安全とは?ガイガーカウンターの仕組みや「マイクロシーベルト毎時」という単位の意味などを幅広い人々へ解説することで、産官学・市民のみなさまとの科学コミュニケーションを通して、改めて学ぶことの多い機会となりました。 また、ワークショップ以外に白井研で研究が行われている多重化映像システム「Scritter」やデジタルポートフォリオ・アプリ「SUSTANIME」の展示を行いました。
このワークショップを通して、発見した課題やいただいた意見を参考に卒論という形でまとめられるように研究の方を進めていきたいと思います。ご見学ありがとうございました。 また、約2か月のワークショップの準備にご協力いただきました白井先生、情報工学の鈴木先生とKセンターの栗田先生にこの場を借りてお礼を申し上げます。
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 北田大樹
※ワークショップで使用した文部科学省が配布している「一家に一枚周期表」について ⇒こちらのページから無料でダウンロードできます。
こちらで展示の様子を公開しております。