芸術科学会NICOGRAPH2013で研究発表を行いました
芸術科学会 NICOGRAPH2013 で研究発表を行いました。
NICOGRAPHは1985年に旧(社)日本コンピュータ・グラフィックス協会により第1回NICOGRAPH論文コンテストが開催されて以来、日本におけるCG・マルチメディア関係者の恒例行事として、もっとも伝統のある学術会議の一つです。
〔主な論文分野〕
CG, 形状モデリング, レンダリング, アニメーション, ゲーム, 可視化,CAD/CAE/CAM, 画像処理技術, 音声処理技術, 音楽処理技術, ヒューマンインタフェース, バーチャルリアリティ, エージェントシステム, CG システム,マルチメディアシステム, 音楽コンテンツ, インタラクティブアートコンテンツ,アニメーションコンテンツ, メディアアートコンテンツ, インスタレーションコンテンツ, モダンアートコンテンツ, アート評論など
〔発表論文〕
[ショートペーパー]
SD法を用いた電子ペーパーデバイスと紙媒体におけるフォント比較評価
小池 智之,李 樹英,白井 暁彦(神奈川工科大学)
SD法を用いた電子ペーパーデバイスと紙媒体におけるフォント比較評価 (1206 ダウンロード)
[ポスター]
自由なレイアウトとリフロー機能を備えたハイブリッド電子書籍の提案
李 樹英,小池 智之,白井 暁彦(神奈川工科大学)
自由なレイアウトとリフロー機能を備えたハイブリッド電子書籍の提案 (700 ダウンロード)
会場は山梨県の「ぶどうの丘」というワインセラーで行われました。もちろん発表も真面目にやってます。
La vigne du Yamanashi. At du vin Japonaise. pic.twitter.com/8Po6AxZ7Y9
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
ワインカーヴでプレゼン、テンション上がる! 送っておいたプロジェクターが220インチの背面投影のスクリーンに。 これもテンション上がる! pic.twitter.com/nUnucIvtjr
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 8, 2013
昼はバーベキュー。 酒池肉林とはこのこと pic.twitter.com/yM01CJ8bcY
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
午後のセッション練習も兼ねて学術交流 pic.twitter.com/easoC0D4D3
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
午前中のセッション終わり。 ポスターセッションも大盛況。 ワインのおかげ? pic.twitter.com/devFCKWL3s
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 8, 2013
デザイナーが行っているカーニング手法の理解、縦組、横組、フォントのバリエーションなど大変興味深いのでもっとすすめてください、という会場質問・応援。ありがとうございました。 #NICOGRAPH2013
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
その他の発表はこちら
https://cofun.shirai.la/m.php?c=5
なお、白井先生は今回初めて国内学会のプログラム委員長を担当だったらしく、査読期間がSIGGRAPH2013遠征とぶつかるわ、夏休みはなくなるわで、とても大変だったそうです。
今回、国内学会のプログラム委員長という役割をやってみてよくわかったこと。 ・発表者はその品質の低さについて責任を感じていないことがある ・プログラム委員長のほうがその責任について重く感じることがある ・「おもしろい」を自己満足でとらえている人が多い ・科学の研究を甘く見ている
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
「やってみた研究」を全否定するつもりはないけれど、「やってみただけ研究」は学会の場では否定されないと、回り回ってその分野のデフレタイフーンを防げなくなると思います。 私がプログラム委員長なのだから、そこは歯止めたい。
— Akihiko SHIRAI, Ph.D (@o_ob) November 9, 2013
リツイートとfavの数がけっこうありますね…。