「白井研究室通信」 第30号
「白井研究室通信」 第30号/フランスで受賞/白井研究室マンガ化/エイプリルフール的技術(2013年4月10日発行)
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このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の者と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。
このメールニュースがご不要の際は http://j.mp/ShiraiLabSubsc より配信先の停止をご申請ください。
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<今月号ごあいさつ>
今月号の挨拶を担当します4年の神戸政樹です。
4月は今後どう行動するか迷う時期で、何かと後回しにしてしまう人は多いかと思います。
しかし一度行動を早めに起こすと、それ以降はモチベーションの維持につながります。
早めの心掛けで新年度に幸先よいスタートをきれるようにしましょう。
白井よりごあいさつ ~30号によせて~
みなさまのメールボックスにお邪魔しつづける「白井研究室通信」も、早いものでもう、30号となりました。
このメールニュースの名前を考えてくれた初代からの白井研所属学生・岩楯君らも先月末無事卒業し、
新人ゲーム開発者として新たな人生を歩み始めています。
良質な人材を育成し、社会に送り込むのが、大学の使命です。
来年の春、このメールニュースは何号になっているのでしょうか?それとも桜のように散り去るのか…
それは学生たちの活躍次第です!温かく見守っていただければ幸いです。
■–INDEX–■
1. 『Manga Generator』 Laval Virtual 2013にて展示・受賞
2. ゲームクリエイター特訓発表会
3. エイプリルフールのような本当の話「ニコニコメガネ」
4. 白井研究室「白紙出版」連載中
5. 理系漫画家・はやのんさん来襲、白井研でマンガ制作ライブ!
6. ブログ更新情報
7. Laval Virtual 2015開催に関する調査
8. IVRC2013がはじまります!
編集後記「新一年生に送る言葉」
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1. 『Manga Generator』 Laval Virtual2013 ReVolutionにて受賞
学生VRコンテストIVRC2012参加プロジェクトであった『瞬刊少年マルマル』は、
正式に研究室の支援するプロジェクト『Manga Generator』となり、
学術的探求及び、国際・国内での発表・研究・実用化を継続しております。
フランス・ラヴァル市で開催された欧州最大のVR国際会議「Laval Virtual 2013」内、
国際VR作品公募デモ部門「ReVolution」に採択され、2013年3月20~24日に展示を行いました。
併せてアワード部門にて重賞『リアルタイム キャラクター&バーチャルワールド賞』を受賞しました!
http://www.laval-virtual.org/2013/?p=495
今回の海外出張メンバーである奈良、國富両名とも初LAVAL Virtual&初フランスということで、英語だけでなくフランス語での展示・発表は困難の連続でしたが、皆様からの応援もあり、トラブルもなく展示することができ無事大成功を収めました。
白井先生も「長年Lavalに関わってきたのだけれど、地元のプロジェクトには賞を出さない習慣があります。なのでこのトロフィーは初受賞。本当に嬉しい!」と申しております。
詳細はFacebook『MangaGenerator』にて。
Facebook『瞬刊少年マルマル』
https://www.facebook.com/MangaGenerator
ブログ『瞬刊少年マルマル』
http://blog.shirai.la/ivrc2012
次回の国内展示は日本テレビグループ技術展(4/18-19 非公開)。
次号のメールニュースでは大型発表も?
2. ゲームクリエイター特訓発表会
ゲームクリエイター特訓の発表が2013年3月9日に開催されました。
白井研究室からの発表者は3年生の田所、石川、小西の3人です。以下報告。
ゲームクリエイター特訓でのゲームのチーム制作が一段落つきました。3月9日秋葉原にて今年度の作品発表会が行われ、我々チーム『Over the rain』が制作したゲーム『一擲千金マフィア・マギカ』を実際にゲーム業界で活躍されている方々に見てもらいました。ゲーム内容の詳細や発表の結果については、ここで書ききれないので個人ブログにて書かせていただきます(田所)。
[ブログURL]http://blog.shirai.la/yasu/2013/03/11/
■訃報
長年「ゲームクリエイター特訓」において指導にご尽力いただいた尾形薫 先生が、3月20日春分の日、急逝されました。
この場をお借りして、弔意を示し、故人のご冥福をお祈りさせていただきます。
3. エイプリルフールのような本当の話「ニコニコメガネ」
今年も4月1日は様々な4月馬鹿企画が飛び交っておりましたが、
ニコニコ動画から発信されたこの噂…「ニコニコメガネ」です。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw567207
http://news.mynavi.jp/news/2013/04/01/002/
多くの人はエイプリルフールだと思っているようですが、
このメールニュースを購読されている人は知っていますね!
これは白井研究室の研究、「多重化隠蔽映像技術」です。
記事にある通り、「ニコニコ超会議2」において新作展示を行います!
—-ニコニコ超会議2—–
公式サイト:http://www.chokaigi.jp/
2013年4月27日(土) 10:00~18:00
2013年4月28日(日) 10:00~17:00 2日間開催
場所:幕張メッセ 国際展示場1~8ホール
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なお、研究室では新作展示に向けて、かねてからの懸案であった
「ニコニコ動画のコメントを隠蔽する技術」に”いろいろ”取り組んでいます。
というのも、ニコニコ動画のクローンを作るのは中々楽しい開発で、
なんだか職人コメントの再現や、超高速再生など、あらぬ方向に頑張っている学生もいます。
その片鱗はB4小西ブログにて。メインで取り組んでいるのはM2の藤村さんですが。
http://blog.shirai.la/mizuki/
ふたりとも就活大丈夫なんでしょうか。多分大丈夫なんでしょう。
4. 白井研究室「白紙出版」連載中
白井研で「電子出版」について研究テーマをすすめている小池とスヨンです。
『ブクログのパブー』さんにて「白紙出版」という出版ブランドを立ち上げています。
“白紙(PaperWhite)”という名前のわりには中身がある、というあたりを狙っています。
今月は小説とゲーム体験記の連載更新のお知らせです。
■小説「ユウリの旅日記 part2」(小池智之作)
概要:ようやく二人がたどり着いた西の町。そこでは大きな手がかりとなる出会いが・・・。
なくした記憶を探す少女の旅。
詳細はこちら http://blog.shirai.la/koike/2013/03/14/hello11/
★表紙・挿絵はM2小出雄空明先輩に描いて頂いております!
■ゲーム体験記「ゲームは一日一時まで 第ニ夜」(スヨン作)
概要:予定のゲームを変更して「大神」というゲームのプレイになりました。
詳細はこちら http://urx.nu/3J7F
5. 理系漫画家・はやのんさん来襲、白井研でマンガ制作ライブ!
理系漫画家のはやのんさんが、白井研究室を訪問されました。
日刊工業新聞の連載「キラリ研究開発」の取材ということで、瞬刊少年マルマルやScritterを体験。
研究室で実際にライブで漫画を描かれていかれました。
詳細はこちら http://blog.shirai.la/blog/2013/03/hayanon/
前後編で日刊工業新聞(4月1日、8日号)に掲載されております!
はやのん様、ありがとうございます!学内では図書館で読めますよ!
なお、はやのん先生は次号から白井研究室が編集を行う、
芸術科学会・学会誌DiVAで連載を開始予定です。小池とスヨンが舞います。乞うご期待!
6. ブログ更新情報
亀山直彦「ちょこっと生存報告」
http://blog.shirai.la/kame/?p=316
小池智之「Pubooで縦書に変身」
http://blog.shirai.la/koike/2013/03/27/hello12/
小西瑞輝「ニコニコ動画を再生したいっ!」
http://blog.shirai.la/mizuki/
7. Laval Virtual 2015開催に関する調査
15000人という記録的参加者、大好評のうちに終了したLaval Virtual 2013ですが、はやくも2014年および2015年の予定が計画・発表されております(両年とも4月上旬の予定)。2015年は世界最大のVRに関する国際会議「IEEE VR」がフランスで開催されるのですが、Laval Virtualとの連携開催が打診されているそうです。開催日および、連携について、特に日本からの参加者に向けてアンケートが実施されております。ご興味あります方は、ぜひご参加下さい(4月15日まで)。
http://j.mp/LV15theday
8. IVRC2013がはじまります!
第21回国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト「IVRC2013」のWebサイトが更新されました!
キービジュアルは昨年『瞬刊少年マルマル』のメインアーティストを担当した、M2小出雄空明が指名され、担当しております。本人は目下就職活動中、某ゲーム開発大手のポートフォリオを仕上げながら、マンガチームに新作を描きおろし、ポスター原稿を入稿する日々でした。
IVRC2013はエントリーは5/27締め切り、今年はなんと大阪大会も!
http://ivrc.net/2013/challengers/
昨年のビデオリポートはこちら http://www.youtube.com/watch?v=tDTduFQBDmY
白井研究室では「白井先生が審査員だからって、お手盛りで勝ったなんて言わせない!」と、今年は院生が完全プロデュース&プロジェクトマネジメントするようです。全学年全力企画会議!これは大変なことになりそうです。
学内説明会はK1-501にて随時開催、特に水曜日は3年ゼミ&レギュラーゼミがあるので、興味のある人は参加歓迎です。
白井先生からのコメント:
「IVRCは企画、チームワーク、プログラミング、機構開発、美的感覚、プレゼンテーション、マネジメント能力、プロデュース能力などが問われる”ものづくりの総合格闘技”です。さまざまな学科・学年からの参加を歓迎します。大学間のコラボなども良いと思います。3年ゼミのほうでは、IVRCのプレゼン審査まで残れるような、企画開発の基礎力、プレゼンテーション、発想トレーニングなどを行います。これはゲーム開発やITサービスなどの開発職では大変役に立つスキルになるはずです」
■編集後記 今号のテーマ「新一年生に送る言葉」
(李) 単位を取ろう!マジで!
(神戸) 目標、やりたいことは早めに決めるようにしましょう。
(小池) 新しいことを始めよう!極真空手部では部員を募集しています。
(石川) 廊下は走らないでください。
(向井) 単位は早めにとりましょう。
(太田) 履修計画は、きちんと立てましょう
(田所) 大学の春休みは2か月以上あるんですよ。
(國富) スタートが肝心です!
(小西) 学校来いよ。
(白井) 大学時代、やるべきゲームはこの3つ!「トモダチを爽やかに作るゲーム」
「課題を”締切より前”に出すゲーム」「大学生活を楽しむゲーム」
ちなみに”作業”じゃありませんよ、楽しんでください!
★次回の発行は4月末の予定です
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白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシッププログラムなどを積極的に開発しています。科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメ ント技術、イベントや共同研究のご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。もちろんご意見ご感想も歓迎です。
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