私が働いている神奈川工科大学・情報メディア学科には「ゲームクリエイタになりたい!」という学生さんがたくさんいらっしゃいます。文系とも理系ともつかない「情報メディア学科」の学生さんを相手に、ゲーム技術やメディアアート、新しい映像技術や、「おもしろさ」を解明する科学の面白さを学ぶ機会をつくり、実際の産業の中で活躍していただけるような「人材」
この本を使って世界でも珍しい「自分で面白いインタラクションの企画を考えて、それをWiiリモコンで実装し、レポートする」という課題を2年生の演習で毎年200人以上の学生に教えています。
お絵かきが得意な学生も、プログラミングが得意な学生も、同じ課題に取り組みます。基本的にはひとりで、本とWiiリモコンと格闘しながら『自分の作りたい世界』を作り、発表します。
多くの学生は最初『任天堂Wiiなんて、最近起動すらしてねーわ』とか『ワタシ、プログラミングとか無理!』という感じの事をおっしゃいます。ですが、実際に作ってみると、これは面白い。そして誰にでもできることの組み合わせで「新しい体験」は生まれてくるのです。
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