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投稿者: 望月 宥冶

IVRC予選大会

2016年10月23日 (開発者日記)

こんにちは。
明るい家族計画の望月です。

少し遅くなりましたが、IVRC予選会の様子をお届けします。

————————————前日設営日———————————–
朝早く大学に集合し、コンテンツで使用する紙を確保するために、A4用紙を持ち寄り、裁断機でA5サイズに…
余裕をもって大学を出発し、秋葉原でブースを彩るためのフォトフレームや写真用紙を購入。
移動中の荷物がとても重く、会場に着いた頃にはメンバー全員疲れきっていました。

予定時間より早く機材が届いていたので、到着後すぐに筺体の組み立てに入ることができました。
筺体

筺体組み立て後は宿に帰り、印刷物の確認をしました。
しかしプリンタの調子が悪く、原因を追及したところ、移動時起きたインクの偏りと自作したA5の紙が悪さをしていたので、紙を市販のものにして、プリンタをクリーニングしたら正常に動いてくれました。

————————————1日目(審査日)———————————–

会場に到着したら、プリンタを設置しなおし一度クリーニング。
しかし、コンテンツを動かしてみるとViveがデフォルト画面のまま動かない不具合…
迷った末、我妻君のVR環境対応のノートPCを使うことになりました。
やはり、高い部品や製品であっても予備があると安心できます。

この日はプレゼンテーションの日でした。
私たちのコンテンツはインストラクター2~3人推奨でしたが、プレゼンテーション中は我妻君が頑張ってくれました。

プレゼン中に企業の方が沢山ブースに来たようで、このときIVRCシールをねだっておけば…と少し後悔しました。
また、外国人の方に英語対応する機会があったようで、今後のことを含めて、英語でのコンテンツ説明も練習しなければならないと思いました。

後半は東京ゲームショウの方の展示設営に向かっていた浅野君と合流し、4人でコンテンツを回すことができました。

一日目終了後、メイン機でViveが動かない問題を解決するために、パソコンをホテルに持ち帰り整備しました。
また、チームの別働隊(望月、浅野君)で秋葉原に行き、ヘッドホンを購入し、体験の回転効率の向上を図りました。

————————————2日目(結果発表日)———————————–

2日目は1日目に持って帰ったメイン機の設営と試運転のため、朝早く会場に行き入り口待機
会場でも無事 メイン機でViveが動き2日目からはデスクトップPCでコンテンツを動かすことができました。

作品コンセプト「これはあなたの未来の赤ちゃんに会えるVRメディアアート作品です

一般の方にはとても好印象で、たくさんの方にコンテンツを体験して頂けました。
後半は体験者への対応に慣れてきましたが、午前中コンテンツを回していただけなのに、とても疲れました。

この日は夕方から結果発表があったので、それまで待機。

結果は10位入賞し、決勝大会進出!!

その後はつくばの麺や 蒼 (AOI)で祝賀会ラーメン

ホテル到着後この日はひさびさの?自由時間
ホテルでテレビ見ながらゆっくりできました。
IVRC予選

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————————————3日目(一般公開日)———————————–
3日目(一般公開日)

チームメンバーで1人ずつ30分間の休憩を回しながら気になるIVRC作品探索
その後1時間休憩をはさんで、お昼兼IVRC作品探索兼企業出展を見る時間に

耳トンネル、しょくどう、ブラジル、浮世絵

多くの方にReal baby / Real family を紹介しました。
2人プレイで体験されていく方はやはり反応が良く、ブースを出たあとに証明書を見せ合ったりしているところが私のモチベーションを高くさせてくれます。
また、企業の方との名刺交換や、大学生の方や、御隣のブース、御向かいのブースとも仲良くさせていただきました。

3日間トラブルはあったものの、最後まで止まることなくコンテンツを動かすことができました。
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「みかけハこハゐが 全部俺である」チーム:¬広重(公立はこだて未来大学)の方と記念写真を撮りました。
決勝でまた会えるのを楽しみにしています!

終了後、片づけをしてVR学会で展示をしていた先輩方と合流してサイゼリアでお疲れさまでした会
お疲れ様会

前日設営を含めて、凄まじい4日でしたが、一日一日がとても充実感溢れるものでした。
決勝大会では、コンテンツをより良いものに仕上げ、目指せ1位で頑張りたいと思います。

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投稿者: 錦澤 竜也

dlibでopencvを使いたい

2016年10月21日 (開発者日記)

dlibをopencvと一緒に使うとき便利なメソッドがあったので、備忘録作成。

 

dlibで処理を行った後、使い慣れたopencvにデータを渡したいなーということがあると思います。

そのようなときはこうします。

1 dlibのデータをopencvに渡したいとき。

dlibで画像を表すクラスはdlib::array2d<dlib::bgr_pixel>です。

それをMatクラスに渡すには「dlib/opencv.h」をインクルードして、

cv::Mat cvimage = dlib::toMat(dlibimage);

みたいに書きます。

2 opencvのデータをdlibに渡したいとき。

Matクラスをarray2d<bgr_pixel>に渡すには以下のようにします。

「dlib/opencv.h」をインクルードして、

dlib::array2d<dlib::bgr_pixel> dlibimage;

assign_image(dlibimage, cv_image<bgr_pixel>(cvimage));

みたいに書きます。

以上備忘録

投稿者: 我妻 大樹

HTC Viveコントローラーの分解、改造!(振動子追加)

2016年10月6日 (開発者日記)

ハード担当の我妻です。
前回に引き続き、Viveコントローラーの分解、改造の話です。

振動子を交換する際に、振動子に使われている磁力の大きさを考慮していなかったため今回は配線を外に出して外付けの形をとってみました。

追加する振動子はバイブロトランスデューサのVp210を使用します。
小型で扱いやすく、制御しやすいようでIVRC2016予選でも使用しているチームがありました。

私たちのチームは当初、Arduinoでの制御を試みていたのですが、HTC Viveの追加アクセサリーコンテスト
VIVE Accessory Design Contest
に参加してみるのも面白いと思い、今回はHTC Viveで制御しました。

それでは取り付けてみます。
前回、Vive側の半田パターンはわかったのでこれにイヤホンジャックのメス端子を半田付けしてViveの外側までもっていきます。

dsc_1936
(絶縁できているか不安ですが、一応保護もしてみました)

 

Vp210にはイヤホンジャックのオスを半田しておくことで、ジャック同士をつなげることができるようになります。

dsc_1935

また、イヤホンジャックにすることで後からEQやアンプなど音響機器をつなげることができるので汎用性も高い…?かなと。

 

実際に振動させてみた動画があるので御覧ください。

ちなみに振動子を追加してみてわかったことなのですが、Viveコントローラ-起動時の「テレー」という音はどうやら振動子から鳴らしているみたいです。
なので追加した振動子のほうから「テレー!!」と大きな音がでて。圧電ブザーかと…
HTCの設計には学ぶことが多いですね