IVR展2015で力覚デバイスに触れてきました

こんにちは、神奈川工科大学3年生の菊崎です。
6/25(木)に東京ビックサイトで開催されていた『3D&バーチャル リアリティ展』と『設計・製造ソリューション展』にセミナーで見学に行ってきました。
今回はそこで気になったところを挙げていきます。
IVR展の看板

 

『日本バイナリー』
力覚デバイス体験
初めて力覚デバイスを体験しました。球体の中にある血管に触れると「ぷつ、ぷつ」と握っているペンに引っかかるような感覚が返ってきます。
力覚デバイス
  これを指先につけた振動モータで再現し、より直感的な操作をできないか好奇心が湧きました。
IVRC2015に投稿した企画も振動を使用したものだったので、触覚・力覚の分野に興味がありそうです。

『クレッセント』
4Kのディスプレイでの車の3D表示デモを行っていました。特に気になったのは見る角度によってボンネットへの光反射が変わることで、光と陰がどれだけ人間の認識に影響を与えているかを実感することができました。

その他感想と反省です。
感想として、3Dプリンタと生産管理システムの規模が大きく、今の需要がわかった気がします。
また今回の展示会に来て、これだけの数の会社が存在するのかと驚きました。業界研究がいかに重要か身にしみて感じました。
反省として、あまり普段から写真に記録を残さないこともあって、意識していたつもりではありましたが殆ど撮れていませんでした。次からは積極的に記録を残していきます。

次回は東京コンテンツへ見学に行ってきます。

IVRC2015企画調査 菊崎駿介

神奈川工科大学3年生の菊崎です。

IVRC2015に向けてリストアップしたアイディアを審査方式に基づいて分析(過去の類似作品との差分を明らかに)していきます。

『イワシとなって仲間を集めながらマグロから逃げるゲーム』
イワシとなって仲間を集めながらマグロから逃げるゲームのイメージ図 海の中で大きな魚に襲われるという体験は既にサムスンによって実現されていたため、新規性がありませんでした。(下記URL参照)

>大注目のVR技術で体験!超絶スリリングな「サメとのバーチャルダイビング」 | AdGang adgang.jp/2015/03/89027.html

 

『建物の陰に隠れて巨大怪獣から逃げるゲーム』
建物の陰に隠れて巨大怪獣から逃げるゲームのイメージ図Steamで配信されている「Monstrum」といったクリーチャーやモンスターから逃げるゲームは多々あり、新規性がありませんでした。

 

『惑星でビリヤードをしてブラックホールに惑星を入れるゲーム』
惑星でビリヤードをしてブラックホールに惑星を入れるゲームのイメージ図 球が惑星状に変わっただけで他はただのビリヤードゲームと変わらず、新規性がありませんでした。

 

『レタスから芋虫を取り除いて、お皿に芋虫を並べるゲーム』
レタスから芋虫を取り除いて、お皿に芋虫を並べるゲームのイメージ図このアイディアについては生理的嫌悪感を感じさせてしまうため、「ぜひとも体験したいと思える内容であること」に当てはまらず、体験のインパクトに欠けていると判断しました。

 

『好きな乗り物を合体させて巨大ロボットを作り、巨大ロボットを操作して敵と戦うゲーム』
このアイディアも結局はありきたりなロボットゲームと一緒であり、新規性が感じられませんでした。

 

『変身ポーズをとると好きなヒーローになれるシステム』
『必殺ポーズをとると光線を出せるシステム』
白井先生が開発した姿勢を読み取るシステムによって既に実現されていたため新規性がありませんでした。

 

まとめ
もっと常識に囚われない、突き抜けた発想方法が必要なのだと感じました。
新しいアイディアが思いつき次第、随時追加と分析をしていきたいです。