コミックマーケットにおける実践的マーケティングの研究

こんにちは!神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 3学年の山口裕太です。
今回は「コミックマーケットにおける実践的マーケティングの研究」についてお話したいと思います。

まずみなさん「コミックマーケット」というものをご存知でしょうか?
コミックマーケット(通称コミケ)とは、年2回(夏と冬に)開催をしている日本最大級のマンガ・アニメ・ゲームなどの同人即売会のことで、参加者が50万人を超える一大イベントです。毎年東京ビッグサイトにて行われていて、今年は8月14日から3日間行われます。

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コミックマーケット会場内の様子

私は、このイベントでサークル(出店者)として参加します。その中で、今回は表題にもあるように「実践的マーケティングの研究」をしていこうと思っています。
参加者50万人いる中で、自分のサークルの前を通る人は1万人ほどだと思われます。その中で私の作品を見てくれるのはほんの一握り、さらに財布を開いてくれるのはもっと少ないのです。
私の作品を立ち止まってみてくれた人たちにどう訴えかけられるかが今回のポイントになっています。

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コミックマーケット 86 に参加した時の様子

私は去年も参加していました。ですが去年は無料配布での参加で、「モノを売る」ということをしていませんでした。今回は値段を付けて販売するため、その値段以上の付加価値をどれだけ出せるかが重要です。
去年実際にやって見ていってくれた人にはこんな方々がいました。

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見ていくお客様(最終発表スライドより)

こういった人たちに訴えかけられるモノを作っていく中で、私は一番伝えたい人としてさらなる狙いを付けました!

 

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目標のターゲット(最終発表スライドより)

実践的マーケティングを体験すると同時に「自分を売っていく」ということも意識しています。今後就職に向かっての糸口となるような、爪痕を残せるような、そんな機会にしたいと考えており、メタルスライムほどの確率の方々に「かいしん の いちげき!」を与えられるように頑張っていきます。

このセミナーを受け、IVRC企画書作成の時に得た「魅力的なパッケージングの方法」や、ニコニコ超会議での宣伝、ポートフォリオ制作で学んだ「自分を売り出すこと」を存分に活かし、今回のゴールである「興味を持ってくれた人(先生の経験則では全体の1〜3%)に訴えかけられるものを作る」「自分を買ってくれる人はどんな人なのかを調査」「自分を発信していく」ということを意識し、今回の研究及び自分の発信を成功させたいと思います!

 

ここまでご覧いただきありがとうございました!
もし会場に足を運ばれる方がいらっしゃいましたら是非お立ち寄りください!!

日時:8月16日(日)
会場:東京ビッグサイト 東地区 Rブロック 48b
サークル名:亜空間盆地

何かございましたら私の Facebook までお願い致します。

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TEPIA先端技術館にてNHKの生放送をナマ体験(2015/7/18)

こんにちは!神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 3学年の山口裕太です。

7月18日の早朝4時起きで「TEPIA 先端技術館」に行ってまいりました!
この先端技術館には、様々な分野の先端技術が展示・実演されています。神奈川工科大学の技術も多く展示されています。

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展示風景

今回は白井研究室の「ExPixel」がNHKの番組「おはよう日本」で生中継されるとのことなので、私はその展示のお手伝いをしてきました!

先端技術館に着くと早速NHKの放送車が!

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NHK中継車

NHKの中継車は初めて見ました。車 1 台で全国放送できてしまうんですね!!

我々も早速放送の準備を開始!
「ExPixel」もNHK特別仕様になりました。

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フィルターカット作業
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「ExPixel」NHK特別Ver

 

私たちが放送の準備をしている中、NHKの方々も打ち合わせしてリハーサルを行っていました。生放送なので中継時間に限りがあるため、時間を常に見ながら行っていました。プロの仕事を目の前で見て、リハーサルなどにおいて「他者からのレビュー」というものがどれだけ大切かということをより感じることが出来ました。最初は時間より何十秒もオーバーしていましたが、打ち合わせで「言葉選び」や「会話のテンポ・抑揚」などそのつど変えたり、「カメラワーク」や「各ブースへの導入」など計4回のリハーサルで我々がいつもテレビで見ている中継の形になっていました。
このように、他者の目がないと自己完結にしかなりません。レビューがあればあるだけよりよいものへと変化できます。リハーサルを通して見て、プロの人がいかにそこに力を入れているかを見ることが出来てよかったです。

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リハーサル・打ち合わせの様子

私たちもプロに負けぬよう、ExPixelの説明をアナウンサーさんに説明したりと、本番までの準備を進めていきました。

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アナウンサーさんとの情報共有

全ての準備が終わり、いよいよ本番!
出演するわけではないけれどもとても緊張していました。
いろいろな作品が紹介されていくのですが、ほとんどの技術がうまく動かず・・・。
心配が募るばかりでしたが、ExPixelは何の問題も無く中継することが出来ました!

 

中継が終了し、みんなホッとして拍手していました。NHKの方は「ここがしっかり動いてくれてよかった!ありがとう!」とコメントいただきました。

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中継終了後のホッと一息集合写真 (左からNHKの入田PD、牛田アナウンサー、神奈川工科大学より白井先生、山口、森先輩、柴本さん、富士通SSLの広報中村さんです)

あっという間の体験でしたが、生放送の大変さというものがすごく伝わって来ました。こうやってプロの方の仕事を間近で拝見できたのはとてもいい体験になりました。そこから得たものをこれから意識して役立てていこうと思います!

 

以上で今回のNHK中継のレポートとさせていただきます。最後までご覧頂きありがとうございました!

7/3 コンテンツ東京に行って来ました!

こんにちは!神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 3学年の山口裕太です。

7月1~3日に東京ビッグサイトにて行われた「コンテンツ東京2015」に行ってまいりました。

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このイベントは、主に企業の方の商談のためのものなのですが、私は大学の授業の一環として先進技術を実際に触れてみようと思い、7月3日にこのイベントに参加させていただきました!

この「コンテンツ東京」では、6つの商談展が同時に行われています。「第4回 クリエイターEXPO」「第3回 プロダクションEXPO」「第1回 コンテンツマーケティングEXPO」「第5回 キャラクター&ブランドライセンス展」「第3回 制作・配信ソリューション展」「第1回 先進コンテンツ技術展」の6つです。私はその中で「第1回 先進コンテンツ技術展」を主に見学して来ました。

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このイベントの中で、私が見て・感じてきたものの一部を紹介したいと思います!

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社

ミストプロジェクションシステム「Thru Graph」

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霧を下から吹き上げ、空気の膜で包んだスクリーンに、背面からプロジェクタで映像を投影することによって「ホログラムのような存在感のある映像を空間に投影できる」システムです。この装置は霧を吹き上げているだけなので自由に通過することが可能になっています。

私がこのブースの前に来たときに一番目に目に付いたのがこのシステムでした。下から霧が出てきて、そこに「初音ミク(同社開発 DTM ソフトウェアのキャラクター)」が投影されて驚きました。浮かんで見えるシステムはいくつか見て来ましたが、どれも装置は大きかったです。しかしこの装置は、地面とプロジェクタしか場所がとらないのでさまざまな使い方が出来そうです。アミューズメントパークなどにあったらとても目を引きますし、面白そうです。

 

リアルタイム 3DCG コントロールシステム「R3」

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モーションのデータや表情の動きなどをリアルタイムでコントロールできるシステムです。ライブ演出などのその現場の状況に合わせて自在に変化することが可能になっています。また、展示装置の「R3フィルム」は、映像プロダクション専用に開発された透過スクリーンとなっており、軽量でさまざまなサイズに対応することが出来ます。このシステムが実際に使われた例としては冨田勲さんの「イーハトーヴ交響曲」や、BUMP OF CHICKENさんの曲「ray」などでこの技術が使われていました。

このシステムを以前に聞いたことはあったのですが、実際に目にしたのは初めてでした。透過スクリーンに鮮明に映し出す技術や、リアルタイムで「初音ミク」の表情などを変化させることが出来る技術は体験してみてとても驚きました。コンサートシステムのみならず、他方で面白さを提供できるすばらしいシステムだと感じました。

 

こういった「新しい技術」を目の当たりにして、この先の未来のエンタテインメントがより楽しくなっていくと感じました。これからも技術が生まれていく中で、このような「エンタテインメントシステム」を私も開発できたらいいなと、こっそり闘志を燃やしたいい体験でした。頑張っていきたいです!

それでは最後までご閲覧ありがとうございました!

IVRC2015企画調査 山口裕太

こんにちは、山口裕太です。

今回は第1回IVRC企画アイデア出しで私が考えたアイデアをIVRCの審査基準から調査、考察してみました。最初のアイデア出しで私は「常識にとらわれない」「実現性を考えない」を念頭にまっさらな状態で出しました。現在ある技術や、物などにとらわれないようにするためです。

 

「女の子になりたい」
曖昧な表現になっているため新規性がない。姿を変えたり、声を変えたりするシステムは既存である。

アイデアが曖昧であり、広く受け取れてしまうため企画まで発展させるということまではいきませんでした。これを「女の子の◯◯になりたい」とすると限定されていくので新規性は見いだせますが、多方面で問題が生じそうなのでダメでした。
「画面の中の女の子をこちら側に連れて来たい」
ARシステムが一般的にあるため新規性なし。

たとえば、これをフレームレス(画面を使わない)で考えると、ヘッドマウントディスプレイがあるため新しい点を見つけることはできませんでした。
「小説を漫画に変換(またはその逆)」
瞬時に変換できるというものは私が探した限りでは見つからなかった。しかし小説→漫画や、漫画→小説は一般的に存在するので新規性があるかというとあまりピンとこない。

技術の新規性はさることながら、インパクトも重要であると考えられるため、一般的に知られている循環(このアイデアだと「小説の漫画化」など)に沿うだけでは技術がすごくてもあまりインパクトがないと判断しました。
「思い出せないが喉のところまできている記憶を読み取りたい」
脳波を読み取り、それを瞬時に解析して、伝えたいメッセージを表示することができるが開発されているため新規性なし。
(TBS 夢の扉より「念じれば通じる!? “脳波を読み取る”意思伝達システム
気持ちを伝える~新コミュニケーション」www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20140525.html

すでにある技術であるため、この内容では通ることができないと判断しました。
「リアル世界でドラクエモンスターズ(位置情報+ゲーム)」
位置情報を使ったゲームは「Ingress」などがあり、新規性はない。

最近のスマホゲームなどではよくあるが、二番煎じというのは一番いけない例であり、既存システムをつかったものは多く存在します。IVRCでは0から1を作る場と考えているので、この案はできないと判断しました。
「メガネをかければ魔法使い」
google glassなど、ヘッドマウント型のシステムは非常に多く出てきているため新規性はなし。

それを作って何ができるか?と考えた時に、たしかに魔法使いになれるがだからどうであるということにつながりが持てなかったです。
「おっさんを女の子に」
Kinectなどで実装可能。人を認識するという点で新規性がない。

そもそものアイデアとして、これが実現できても自分含め多くの人が楽しいとは感じないと思いました。
「ルンバに乗って旅に出る」
ルンバの改造は既にいろいろな人が行っているため新規性なし。

ルンバはペットです。改造などということは考えられません。
「嫌いな野菜が見ても嗅いでもお肉」
既存にあるシステムの組み合わせでできてしまう(例:目→ヘッドマウント、鼻→匂いを出すなど)ため、新規性なし。

好き嫌いがないため実感がわかず、どこをどうすれば良いなど思いつきませんでした。
「飲み会でから揚げにレモン真っ先にかける人を全力で止める」
既存のシステムはないと思われるが、他の用途で使用するシステムを応用したりできるし、何より使用用途が限られすぎているため新規性なし。

この議題に関しては多くの人が困っていると思いますが、この用途のためだけのシステムを普段持ち歩くかと言われればそうではないため、実現は難しいと判断しました。
「日本で、町の構造をそのままに海外風にする」
ヘッドマウントディスプレイなどでAR投下すれば再現できてしまうため新規性なし。

たとえば、街中を歩く時にHMDのようなものをつけたまま歩くことはないですが、電気的デバイスから脱却することは難しく、楽しむために重荷にさせてしまってもいけないと感じました。
第1回目で出した案は新規性もほとんどなく、新規性があってもシステムとして運用しようとするレベルのものではなかったため、もっと役に立つ、かつ新規性のあるものを意識してアイデア出しを今後していきたいです。

2015年前期セミナー生 山口裕太の紹介

初めまして、神奈川工科大学3年の山口裕太と申します。

今回は初回ですので、自己紹介と今後の活動についてお話しさせていただきます。

 

山口裕太のプロフィール写真です
ニコニコ超会議での展示手伝い時の写真

改めまして山口裕太と申します。私は白井研究室のセミナー生です。現在、白井研究室のセミナーでは9人の3年生が参加しております。私たち9人は今度開催される「第23回 IVRC 2015 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト」に挑戦します。

IVRC 2015 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテストについてはこちら

このIVRCを通して、私は「技術的向上」「チームでの協調」などを学ぶだけではなく、「0から作る楽しさ」を一番に体験したいと思っています。

 

話は変わりまして、現在私の名前「山口裕太」でGoogle検索をかけると…

山口裕太でエゴサーチをした結果です
エゴサーチ結果 画像クリックでサーチ結果を表示できます

競艇の選手…

私のひそかな野望は、ボートレースは勝てなくても夏までにこの競艇選手を追い抜いて検索結果1位になることです!僕が1位の予想で券を買うといいと思います!(そんな券はありません)

 

そんなことを考えたりしている私でした。その他、私の情報についてはFacebookにて公開しています。少しでも興味を持っていただけたらそちらを見ていただいたり、友達申請していただければありがたいです。

Facebookアカウントはこちら

 

さて、自己紹介はこの辺にしましてお知らせについて話させていただきます。

今週の土曜日 5/16に渋谷ヒカリエにて「HEAT渋谷 〜ゲーム会社合同説明会〜」が行われます。

HEAT渋谷 〜ゲーム会社合同説明会〜についてはこちら

私は神奈川工科大学のブースでチームと一緒に作ったゲーム「お父さんロボ」を展示します。企業の方がたくさんいらっしゃる中での展示なのでとても緊張しますが、自分たちの作品を見てもらえる貴重な体験ですのでとても楽しみでもあります。企業の方に触れてもらい、感想や批評を糧にこれからも頑張っていきたいです。

 

以上、山口裕太からのお知らせでした。