7/3 コンテンツ東京に行って来ました!

こんにちは!神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 3学年の山口裕太です。

7月1~3日に東京ビッグサイトにて行われた「コンテンツ東京2015」に行ってまいりました。

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このイベントは、主に企業の方の商談のためのものなのですが、私は大学の授業の一環として先進技術を実際に触れてみようと思い、7月3日にこのイベントに参加させていただきました!

この「コンテンツ東京」では、6つの商談展が同時に行われています。「第4回 クリエイターEXPO」「第3回 プロダクションEXPO」「第1回 コンテンツマーケティングEXPO」「第5回 キャラクター&ブランドライセンス展」「第3回 制作・配信ソリューション展」「第1回 先進コンテンツ技術展」の6つです。私はその中で「第1回 先進コンテンツ技術展」を主に見学して来ました。

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このイベントの中で、私が見て・感じてきたものの一部を紹介したいと思います!

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社

ミストプロジェクションシステム「Thru Graph」

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霧を下から吹き上げ、空気の膜で包んだスクリーンに、背面からプロジェクタで映像を投影することによって「ホログラムのような存在感のある映像を空間に投影できる」システムです。この装置は霧を吹き上げているだけなので自由に通過することが可能になっています。

私がこのブースの前に来たときに一番目に目に付いたのがこのシステムでした。下から霧が出てきて、そこに「初音ミク(同社開発 DTM ソフトウェアのキャラクター)」が投影されて驚きました。浮かんで見えるシステムはいくつか見て来ましたが、どれも装置は大きかったです。しかしこの装置は、地面とプロジェクタしか場所がとらないのでさまざまな使い方が出来そうです。アミューズメントパークなどにあったらとても目を引きますし、面白そうです。

 

リアルタイム 3DCG コントロールシステム「R3」

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モーションのデータや表情の動きなどをリアルタイムでコントロールできるシステムです。ライブ演出などのその現場の状況に合わせて自在に変化することが可能になっています。また、展示装置の「R3フィルム」は、映像プロダクション専用に開発された透過スクリーンとなっており、軽量でさまざまなサイズに対応することが出来ます。このシステムが実際に使われた例としては冨田勲さんの「イーハトーヴ交響曲」や、BUMP OF CHICKENさんの曲「ray」などでこの技術が使われていました。

このシステムを以前に聞いたことはあったのですが、実際に目にしたのは初めてでした。透過スクリーンに鮮明に映し出す技術や、リアルタイムで「初音ミク」の表情などを変化させることが出来る技術は体験してみてとても驚きました。コンサートシステムのみならず、他方で面白さを提供できるすばらしいシステムだと感じました。

 

こういった「新しい技術」を目の当たりにして、この先の未来のエンタテインメントがより楽しくなっていくと感じました。これからも技術が生まれていく中で、このような「エンタテインメントシステム」を私も開発できたらいいなと、こっそり闘志を燃やしたいい体験でした。頑張っていきたいです!

それでは最後までご閲覧ありがとうございました!