Maya迷走中
2016年8月30日 (開発者日記)
こんにちは。
明るい家族計画の望月です。
2D画像の処理がトントン拍子で進み、平均顔を使ってβ版を作ろうという話になりましたが、ここで問題発生!
2D画像をどうやって3Dに起こすのか…
Kinectで赤ちゃん人形の顔を撮影し、MeshmixerやMeshLabで加工したり、
Point Cloud Libraryというライブラリを使い、顔のメッシュを生成したりしました。
Point Cloud Libraryは点群情報と画像情報の両方を保持できるフォーマット(.ply)を使用できたので少しだけ便利でした。
最終的にたどり着いたのが、Mayaを使用し、赤ちゃんの正面画像と横画像からメッシュを生成していく方法です。
しかし、作成したメッシュをUnityにエクスポートした際にメッシュの情報が欠損し、使い物にならない結果に…
どうやら法線が裏返っておかしくなってるようで、手直しに非常に手間がかかり、これ以上はメッシュに時間を割けないので、球体に顔画像を張ることで対処。最初の段階でメッシュに関しては考えていなかったことも非常に時間を取らされてしまった感じがあり、今回のことから、妥協点を見つけるということや、ある程度やってみて、実装が非常に難しい(時間がかかる)と感じたことからは手を引く潔さが大切だと思いました。迷宮入りしそうになったときは、目に見えるタスクから終わらせること、初心に返ることを心がけ、メッシュにとりかかる前の目標であるβ版制作にとりかかろうと思います。
↑球体を若干潰したオブジェクトに顔画像を張ると、見た目が改善されます!
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