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20121205-1 ゴーバスターズの感想①

残すところあと2か月のゴーバスターズ最初の感想。

巨大ロボットをすべての面においての中心持ってきているところと、

変身できるということに悲しさを伴う部分、そして、展開が進むにつれて味方側だけでなく、

敵側の登場人物も敗北から相手を知り、越えようとするさまを見せるというところが、

従来のスーパー戦隊と比べて異色と言える部分だと思う。

 

20120301-3

kameblog

最後はやっぱり期待の新星。第36代スーパー戦隊。特命戦隊ゴーバスターズ。

 

特命戦隊ゴーバスターズ Mission1 特命戦隊、集結せよ!!

エネトロンという新エネルギーが人々の生活を支える新西暦2012年の地球。

この地球にエネトロンを狙う正体不明の組織ヴァグラスが出現する。

彼らと戦えるのは、特命を受けたゴーバスターズのみ。

しかし、ゴーバスターズはまだ全員揃っていなかった……というのがあらすじ。

 

去年1年間楽しい一時を提供してくれた、巨大なお祭り作品海賊戦隊ゴーカイジャー。

しかし、いつの日も戦隊というのは基本1年。

1年経てば新しい戦隊がやってくるのが世の常である。

(この先どーなるかは全く分からんケドね。そもそもゴレンジャーは2年だし)

そんなこんなで36番目、ゴーバスターズである。

個人的にはものすごく期待できる、そして楽しい第1話だったよ!

 

全体的に気合の入った映像と、見ている人をドキドキさせる仕掛けが満載だった。

ゴーバスターズを見ていて一番思ったのが、巨大ロボット戦の意味を新しく作っているという部分だ。

放送前のインタビューでも監督他制作陣が述べていたことでもあるけど、

これまでのスーパー戦隊の巨大ロボット戦とゴーバスターズの巨大ロボット戦は違う点が多い。

これまでのスーパー戦隊における巨大ロボット戦は、

スーパー戦隊が生身で怪人を倒した後に起こる言わばイベントのようなもの。

もちろん、倒した怪人が巨大化する理由をうまく作っている戦隊はいっぱいあったし、

長い時を経てそういうものだと浸透したこと自体はすごいことなんだけれども、

今回、ゴーバスターズはこの点を破った。

登場する怪人は巨大ロボを呼ぶための媒介であって、

巨大ロボを呼ぶこと自体がヴァグラスの作戦を完成させる。ゴーバスターズは展開をこう持ってきた。

結果第1話では、ほっとくと危険な怪人と、

ほっとくと世界が終わる巨大ロボットを一度に相手にしなければならないという弩派手な展開となった。

すごいよゴーバスターズ。おまけに巨大ロボット・ゴーバスターエースのコクピットはカッコイイし、

CGと着ぐるみの融合アクションが刺激的でアツいよ。

巨大な秘密基地を有しているっていうのも結構久しぶりだね。(ボウケンジャー以来?)

 

巨大ロボ(およびそれを形成するビークル)の力の入った描写に、

明確な仕事人としてのアクションが加わって、

全体的にはスーパー戦隊というよりもメタルヒーローシリーズや、

レスキューポリスシリーズみたいな印象を受けたゴーバスターズ。

でも全然いやじゃない。すごくカッコイイよ。

とにかく新しいものを生み出そうという強い思いが伝わる第1話だったね。

登場するキャラクター達の方はそれほど描かれていないけど、

それもきっとこれから積み重ねられていくものと信じて来週を待つことにしよう。

楽しみが増えてホントにうれしい。来週も期待しています。

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