こんにちは。
今回は早めの更新です。
5月の29日にNHK技術研究所にて技研公開が行われました。
最先端のテレビ映像技術が公開されるということで、
先生2人と自分含めた生徒2人で行ってまいりました。
入場料無料!
早速レポートしたいと思います。
開場30分前にNHK技術研究所に到着。
周りは背広を着た人々でたくさん。自分も一応ワイシャツは着てましたケド、
ちょっと場違いだったかな・・・私服着た同い年くらいの人も若干いましたが。
入り口にはカメラマンが人の出入りを撮影してました。
入場するとたくさんのテレビが設置されていて、それぞれ何かの番組を流している模様。
そして、そのそばにはタブレットやスマートフォンが置かれてます。
どんな事が出来るのだろうと気になりましたが、
技研公開の常連である先生達はこのエリアを後回しに。どうやらあまり人が混まないエリアのようです。
そしてやってきた最初のブース。
8Kテレビを展示しているとの事。ん?8Kだって!?
最近話題なのは4Kテレビですよね。企業のテレビ販売戦略としてニュースにも取り上げられてる。
でも、ここにあるのは8Kなんです。画素数がフルハイビジョンの8倍。
まだ4Kテレビ見てないのに・・・
これの後に4Kテレビ見ても、4Kテレビの凄さに感動できないんじゃないか?
というくらい凄かったです。
なんというか、少し立体的に見えるんですよ。
画素数が増えて映像の色合いがより現実的に近づいているからだと思いますが。
とにかく凄かったです。
で、8Kにもなるとそれだけデータ量が増えるわけで、
それを抑えるために、特別な圧縮方法を用いていて、
簡単に説明すると映像の細かい部分と細かくない部分で、
異なる圧縮方法を使って実現しているとの事。
よく見るとまだおかしい所があると言っていましたが、
自分には分からない・・・
それだけ凄い8Kテレビ。お茶の間にやってくるのはいつになるのだろう。
技術もそうですが、物理的にも凄いものもありました。コレです。
光ファイバー300kmでも画質がほぼ変わらない!!というもの。
300km分って凄いな・・・
左の送信映像と300km先の右の受信映像比べてみると、
ごくわずかなな劣化は見受けられますが大差はありませんでした。
比較があると見やすいですね。先ほどの8kでも4kやハイビジョンとの比較が欲しかったです。
続いてやってきたのはハイブリッドキャスト。
人がハイブリッドキャストを利用している姿はWiiUに近いもので、
テレビ画面とタブレット端末を利用します。
タブレット端末とテレビにアプリケーションを入れて、
番組をより楽しく、より快適に視聴できるというもの。
出来る事は、今ある物だと番組の詳細が出てきたり、クイズに参加できたりといったことで、
現在だとテレビ画面上に詳細などの要素出てきますが、
ハイブリッドキャストなら手元にそれらが表示され、
テレビ画面は家族で共通のものを見ているけれど、
手元では番組内で出てきた芸能人やグルメ、人気スポット等、
気になった情報を閲覧できるという事です。
また、他にも子ども番組のお絵かきのコーナーで
お姉さんと一緒に描いた絵を投稿したり、
楽器が描かれたタブレットを叩いて音ゲーのように一緒に演奏するなど、
視聴者体験型の番組が出来るようです。すげぇ!
今はテレビ業界の元気がないように感じますが、
ハイブリッドキャストによるテレビの未来は明るく感じますね。
お茶の間にやってくる日が楽しみです。
技研公開では他にも今までと違う3D立体表示や、Twitter上での評判解析技術、
立体音響体験など見所がたくさんあります。
今年いけなくても来年、再来年もあると思いますので一度はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
それではまたー。