1523088 – 白井研セミナー http://blog.shirai.la/seminar 神奈川工科大学 情報メディア学科 3年生 白井研究室セミナーでの学び Wed, 28 Feb 2018 23:24:58 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.6 セミナーまとめ。3年前期を経て http://blog.shirai.la/seminar/2017/07/seminarfinal/ Wed, 26 Jul 2017 02:29:56 +0000 http://blog.shirai.la/seminar/?p=2991 続きを読むセミナーまとめ。3年前期を経て]]> こんにちは。

セミナー選択時期にたまたまPSVRを体験してVRに興味を持ったので白井セミナーを選んだ近藤です。

いよいよセミナー最終回という事で、今までのブログを振り返りつつ、この3年前期を振り返りたいと思います。

タイトルにリンク貼ってますので詳しくはそちらまで。

 

 ・僕について知りたい…知りたくない?

初回という事で自己紹介をしました。エゴサして自分が出てこないのなんの。そもそも近藤って何人いるの?!っていう検索をしたりもしました。

果たして前期セミナーを経て検索で自分は引っかかるようになったのだろうか…

お陰様で1ページ目に。これからも頑張っていきたいです。

 

 ・最近の職業観

色々あって3年生になる少し前にアルバイトを変えました。中々この業種のアルバイトをしてる大学生は少ないんじゃないかと思っています。人生経験積ませてもらってます。

 

バイトとして仕事する店舗だったり会社に就職って僕的にはあまり進みたくない進路ではあるんですが、このバイト始めてから就職を考える業界に幅が出来ました。3年前期なのにまだそんなこと言ってんのかって感じですけど、このおかげで今まで考えてなかった業界や企業にインターンシップエントリーしてます。

 

 ・IVRC企画書提出に向けて

IVRCへの企画書提出に当たって、当初考えていたものとは違う形になりましたが無事に企画書、梗概を完成させることが出来ました。殆ど僕のではない企画書でしたけど、自分が作り上げたものではない企画書から要点を抽出して梗概にすることで、どこを見せたいかとか、寧ろ自分ならどこを見るか等を考えるようになりました。

 

最終的には企画書の方にも少し手を加えさせてもらって一緒に作れたのではと思います。

 

 ・IVRC2017審査結果を経て

IVRCの企画書を提出し、結果が返ってきました。結果は不合格でしたが、自分たちの企画の改善点や足りないところを自分たちで考え、更に有識者の先生方に評価していただいて、企画書を誰が読んでも自分の意図がわかってもらえるように書くことの難しさや細部まで詰める大変さを学びました。悔しかったですが、企画への思い入れ的に力になれずに申し訳なかった気持ちもあります。

 

総数多くても輝く企画考案するの大変すぎる…

 

 ・資格勉強、始めました。

今更ですがセミナー生の勉強に触発されて私も資格試験の勉強を始めました。以前までは特にそういった勉強はしてなかったので、セミナーがいいきっかけになりました。セミナー生のみんなの何歩後ろを歩いてるのかわからないけど将来の自分のキャリアを見据えた時に何が出来るかを考え始めたきっかけにもなりました。

 

 ・ゲーム大会!?

何と言ってもゲーム大好きな先生とセミナー生。一週間で準備完了、当日は10分前とかにはもうみんな操作練習を兼ねたフリー対戦をしてました。ただみんなでゲームしただけでしたけど、経験は大きな力であると見せつけられたゲーム大会になりました。

 

経験は全てではないけど、しておいて損はないどころか財産ですよね。寧ろドンドンしておけまである。

 

 

 ・セミナー、ブログ全体を通して

まずは出席回数ですね。朝寝坊することに対してもっと徹底的な対策をしなかったところをずっと後悔しています(お叱りを受けた後は徹底的に対策しました)。

その他には、ブログや日記といった書き物が苦手ということを再確認しました。子どもの頃日記を書いていたんですが、その頃から苦手でした。何と言っても長続きしない。と言うのも、そんなに頻繁に書く内容が無いって事。つまり特筆すべき事が無い、ただ日常をダラダラ過ごしてるだけだと気付きました。今後は一週間に一つはブログや日記に書けるような体験をしていこうと思いました。勉強の進行とかそういうのでも。

 

また、話すにしろ書くにしろ私は少し言葉が足りないなと痛感しました。企画書を回して評価し合った時もそうでしたし、企画を詰める時もそうでしたけど自分が思っている事を相手にどうすれば伝わるか。これ、当たり前のように思いますけど本当に大事だと思いました。

自分がこう考えて作った企画書です。と提示しても言葉が足らずに指摘される。でもこれはこうなんですよってすぐ答えられても、それはただ企画書を読んだだけの人には100%伝わらないんですよね。じゃあそれ書きなよって。そうなるわけです。日常会話でニュアンスで拾っていくのとはわけが違うんだということですね。端的に、簡潔に、わかりやすく自分の想いを相手に伝える。これは今後就活していく時も必要になるんじゃないかなぁと思います。

あともうなんでだよ!!と叫びたいレベルで白井先生が紹介してくださるイベントに参加出来なかったのがもしかしたら一番心残りかもしれません(野営ゼミ行きたかった)。

この夏はひとまず次のステップということで基本情報技術者試験の勉強していこうと思います(Iパス受かってたらですけど)。あと途中で断念してしまった自前の企画も供養してあげたいと思います。

 

最後になりますが、3年前期セミナーを白井研で過ごしたのは大きな転換となりました。何より、自分に足りないものがどんどん見つかる。というか足りないものしかないような気にさえなりました。もっと自分は貪欲に知識を、経験を、求めていかなくてはならないのだと感じました。そして同期セミナー生と白井先生にはご迷惑をお掛けしましたが、脱落せずにやれました。本当にお世話になりました。

 

それでは。先生、お互いに礼!ありがとうございました!

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ゲーム大会!? http://blog.shirai.la/seminar/2017/07/armstournament/ Wed, 26 Jul 2017 00:30:52 +0000 http://blog.shirai.la/seminar/?p=2985 続きを読むゲーム大会!?]]> こんにちは。近藤です。

さて、IVRCの企画書もセミナー生全員が落選し、何をやるのか…といった所で鶴の一声が。

 

「ゲーム大会やりたいです!!」

 

おおう、そんなんまかり通るんか仮にもセミナーだし…って思ってたんですがなんか鈴木君と中村君が企画してくれて実現してしまいました。なんてこったい。使用タイトルのARMSのソフトは誰も持ってなくてどうするんだ…って思ったら研究室で用意していただけました…これも研究の為ということでしょうか。やはりゲームは開発する側も、プレイする楽しみ、プレイヤーがゲームのどういった部分にやりごたえや不満を抱くのかを知ることが大事だということではないかと。当然と言えば当然ですよね。こうなるとプレイヤーが面白いと感じるというシステムを組まないと商品としては売れませんし、ただ作りたいものを作ると言っても聞こえはいいですがニーズに合わせないといけない部分も出てきますよね。

 

ところで私は個人的にみんなで競う格ゲーとかアクションなんかよりはどちらかと言うと一人で遊ぶRPGとか音ゲーが好きなタイプなもんですから、若干の苦手感はありました。俺勝てねえよどうせ…みたいな。でもまあ折角だしみんなでやろう!ってなもんで私も参加しました。ARMSどころかswitchさえ触るのが初めてだったので勝てねえよと思いつつちょっとワクワクしてました。やはりD科の血か。

 

流れとしては2vs2のトーナメント戦。そのペアを決めるバトルロワイヤル。最後に個人戦って感じでした。一戦一戦どうだったかってのは語りきれないので割愛しますが最終結果はペアトーナメントは準優勝、個人戦は初戦敗退でした。

そのARMS、キャラクター毎に3つ固有の装備があり、左右の腕でそれらを組み合わせることが出来るシステムでした。両腕同じ武器にしても良し、左右で使い分けても良し。使うキャラクターの性能はわからなかったけど相手のスタイルに合わせて武器を選ぶのも読み合いみたいで面白かったなぁ。みんな流石に上手かったし白井先生もテクニカルな試合しててだいぶ楽しんでやれたと思います。みんなの試合を見てるとお!上手い!ってプレーがどんどん出てくるし見様見真似で次の自分の試合で試したりとかやってました。剣道には「見取り稽古」という、他人の試合や稽古を見る稽古というものがありますが、こういったゲームでも体験すると何事にも通ずるものだなぁと感じました。

 

また機会があればみんなでゲームしたいですね!

 

ではでは

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資格勉強、始めました。 http://blog.shirai.la/seminar/2017/07/itpassport/ Tue, 25 Jul 2017 20:07:32 +0000 http://blog.shirai.la/seminar/?p=2976 続きを読む資格勉強、始めました。]]> こんにちは。近藤です。

 

梅雨は明けたのか…?と言いたくなるような雨の降らなさ、そして気温の高さですがなんとか生きています。

 

さて、セミナー出席した時に耳に入ったのだけど、セミナー生の中にはVR技術者試験等といった資格を取得しようと勉強してる人がいたようで、VR技術に関する熱意を感じたり(ブログで見たところ合格したようで、おめでとう)。で、流石に焦りを感じたので私も何か資格の勉強でもしようと思い、手始めに「ITパスポート(Iパス)」の勉強をしていました。今まで漢検とか、数検とか、英検とかしか受けた事無かったし、Iパスって取ってる人はとっくに持ってるものなんでしょうけど、IT系に進もうと考えてる人がとる資格はって聞かれたら取り敢えずIパスって言う感じみたいだしまずはやってみようと。父親に相談して取り敢えずそこから始めたらどうかという事で。

 

まあ、今更このブログを目にするであろう人達にIパスの説明は不要かと思いますけど、内容は一年生のIT基礎でやるようなもの(ソフトとハードの違いとか)から、企業が利用するIT分野など、広く浅くといった感じ。2進数とかはIT基礎でもやったしすらすらいけたんだけどとにかく企業のIT活用なんてミリも知らないので取り敢えず教本とかで見て書いて覚えて…って感じでした。効率良くは無かったかも。そしてこれはstudyかlearnかで言えばlearnってことになるのかな。

 

そしてつい先日、試験を受けてきました。試験会場認定されている企業とか教室みたいなとこに出向いてPCで答えていく感じでした。結果はまだなんだけど、久しぶりに大学なんかの勉強とは別に、自分で資格を取ろうと決めて勉強をしました。無事に受かっていれば次は基本情報技術者試験とか、受けてみようかなぁと思います。

 

それでは。

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IVRC2017審査結果を経て http://blog.shirai.la/seminar/2017/07/ivrc2017-result/ Thu, 06 Jul 2017 09:04:49 +0000 http://blog.shirai.la/seminar/?p=2453 続きを読むIVRC2017審査結果を経て]]> こんにちは。近藤です。

 

台風がやってきたり雨が止まらない時期がやってきましたね。駅から大学まで自転車の僕は気が滅入る時期になりました。個人的にバスが好きではないので車が欲しいです。

 

さて、さっそく本題に。IVRC2017の企画書を提出してから早くも一カ月弱、とうとう審査結果が届きました。僕としては最初から自分で育ててきた企画ではありませんが、だからこそ、これからの準備で巻き返そう。そう思っていました。

 

僕らの企画は、「フライホイールを用いた刀型デバイスによってHMDで表示した仮想の物体を切断し、その感触を得る」というものでした。新規性としては剛体通しの”接触”ではなく、剛体・柔体様々な物を”切断”する感触を返す。という提示をしました。

もちろんIVRC2000「バーチャルチャンバラ」も引用しました。

 

結果は不合格でした。

 

類似作との差異などには注意したし、新規性を盛り込み、体験に当たって本物を扱ったことがある経験者(まあ僕なんですが)の意見なども摺り合わせて拘ったつもりでした。セミナー生の間で何度も企画書を読み合わせ、評価し、互いの企画をブラッシュアップしてきました。その結果、最初の企画書とは比べ物にならないレベルになったと思います。

また、我々はまだ学生で、きちんとした企画を立て、企画書を書いたことは初めての人が多かったことでしょう。勿論経験が無い分至らない部分は多くあったものと思います。なので合格したかったのは勿論、そこに至らなくてもこの企画書を読んだ技術者、指導者の方々はどういうアドバイスを授けてくれるのか。実際にバンバン企画を通している人達から見たら何が足りないのか。それを次回以降に生かしていけたら。

今回のIVRC2017は応募総数が全部で138件と母数も多く、審査する先生方も一つ一つにあまり時間をかけられない。そういう話は聞いていましたし、またそれもそうだと納得していました。VRという業界が発展しつつあり、その業界を目指す学生も増えてきて、審査は激戦になるとは思っていました。そうまで自分の中で状況を理解したうえで、至らない部分はなかったのか、どうしても似通った点が出ていたのか、技術的に不可能ではないかなどのお言葉を頂けると思っていました。

 

審査結果からは過去作との差異、主張したい新規性をきちんと汲み取っていただけた評価がありました。また、デバイスとのラグに指摘を受けたり、本企画の力学機構については『力覚提示の機構としては,高速回転するフライホイールを用いた方法がすでに存在し,やや物足りなさを感じます』との指摘を受けました。確かに過去作との体験の類似性、そこからの差異には注意していましたが、それを実現する手段に類似性があると指摘されることもあったとは思ってませんでした。過去作では剛体と剛体の”接触”の感触提示でしたが、本企画では”切断”の感触提示としていました。また、『フライホイールを用いずにVIVEコントローラやトラッカを用いた方がARマーカーに対しての高速動作でも対応できるのでは』という言葉からも技術的類似性を言われていたなと感じました。

 

また、『肉に近い(ブレーキ)シュー,発想は面白いが,特性が肉に近いということはちぎれて周囲に飛び散る可能性が高いということでもある』ということを指摘されました。実際に試作出来ていなかったこともあり、シューが繰り返しの体験により劣化する可能性は確かに考えが及んでいませんでした。「肉を用いた場合」はあくまで一例のつもりでしたが、実際に運用することになった場合、周囲の体験や参加者、開場に迷惑がかかってしまう可能性も無いとは言い切れませんでした。しかし、まさか会場で生肉を使うわけでもないのでそこで合否が分かれたのだとすると納得できない部分があります。ブレーキシューに利用すると言っても、体験者の「アレが斬りたい」「コレが斬りたい」に合わせてシューを交換したりなどはしないので耐久性は考える問題になっていくはずです。そうなるとデバイスをシューで分けて数種類用意するのかとか、それだとデバイス、体験の応用性が無くなってしまうので意味がない、なんて話になっていきます。

 

また、この評価をご覧下さい。

元も子もない…。類似作との差異、新規性を提示し、他の評価者にはちゃんとわかってもらえていた部分でこういう評価を頂いてしまうとなると最早完全オリジナルを生み出すしか通らないまでありませんか。せめてどこの何と言う企画とこういう点でパクリだと言われればまだ納得も出来るんですが。かなり多数の応募作品の中から企画書に目を通し、1つずつに目を通して審査をする大変さはわかりますが、本企画のどういった部分がどのように足りなかったのかがまるでわからず、我々企画者としてもどう改善して良いかがわかりませんでした。

 

また、共同企画者と反省会をした結果、先行事例との差別化をもっと明確にする工夫や考察が不足していた、前述したシューについてもう一文付け加えておけばあの評価文については修正出来ていたのではないか、等の意見を交換しました。私が企画にかかわるのがほぼ企画書提出目前であった事もありますが、こういった意見の交換などもあまり出来ていなかったのだと思わされました。それだけに、私の剣道に対する熱意と共同企画者のこの企画への熱意が噛み合わなかったのかと思うと悔しい思いです。

 

さて、今回の評価を受けて、悪い点を指摘されたというより、「ここ、考えてあるの?」といった穴を指摘されたなという感じでした。それでも、「体験してみたいと思うが」、「面白い」、「これまでの作品との対比も明確」など、これ以上ない言葉も一緒に頂けました。ただ、4人に評価していただいたところ、4人ともに指摘された部分と言うのはありませんでした。つまり、個人の受け取り方の微妙な采配で通らなかったのだと思っています!ブレーキシューの利用の書き方、フライホイールによる体験をもう少し詳細に書いておけば、もしかしたら通っていたのかもしれません。もっと共同企画者と顔を突き合わせる時間が長ければと思います。

 

 

ではまた。

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