2015年9月9〜11日に芝浦工業大学にて開催される第20回日本バーチャルリアリティ学会大会にて以下の5件の発表を予定しております。
発表予定のタイトル:
○岡本 遼, 松澤 孟, 白井 暁彦(神奈川工科大学)
9/9 11:15-12:45 12D アート&エンタテインメント1 座長:渡邊 淳司 先生(NTT)
○津田 良太郎, 鈴木 百合彩, 安藤 歩美, 鈴木 久貴, 白井 暁彦(神奈川工科大学)
9/9 11:15-12:45 12D アート&エンタテインメント1 座長:渡邊 淳司 先生(NTT)
○鈴木 久貴, 鈴木 百合彩, 津田 良太郎(神奈川工科大学), Vimuktalop Pinyapach, Jaruthien Nine(Chulalongkorn University), 白井 暁彦(神奈川工科大学)
9/9 13:45-15:15 13B 視覚 – ディスプレイシステム2 座長:江原 康生 先生(大阪大学)
○安藤 歩美, 津田 良太郎, 白井 暁彦(神奈川工科大学)
9/10 09:15-10:45 21E デジタルミュージアム 座長:西岡貞一 先生(筑波大学)
○鈴木 百合彩(神奈川工科大学), 川喜田 裕之 (NHK放送技術研究所), 鈴木 久貴, 白井 暁彦(神奈川工科大学), 上原 道宏, 中川 俊夫(NHK放送技術研究所)
9/10 09:15-10:45 21B 拡張現実感・複合現実感 – 基礎技術 座長:久木元 伸如 先生(京都大学)
他にも注目のプログラムは、
・国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC2015)予選大会 (一般公開あり)
http://ivrc.net/
・技術展示、企業展示
・特別企画「日本VRの黒歴史」
パネリスト:舘暲(東京大学)、廣瀬通孝(東京大学)、岩田洋夫(筑波大学)、服部桂(朝日新聞)、 司会:鳴海拓志(東京大学)) (場所:交流棟6F大講義室)
など盛り沢山。
http://conference.vrsj.org/ac2015/program/
詳細プログラム(PDF)はこちらから
http://conference.vrsj.org/ac2015/static/pdf/schedule_vrsj2015.pdf
Webで見やすいサイト
http://conference.vrsj.org/ac2015/proceedings/
台風の中、設営中のIVRC会場の様子(9/8撮影)
9/9「バーチャルリアリティーのネクストワールド」。
残念ながら学生発表があり裏番組なのですが。
IVRC とは、”International collegiate Virtual Reality Contest”の略で、バーチャルリアリティやロボットといった先端技術を用いたインタラクティブな作品のコンテストです。書類審査、プレゼンテーション審査、予選大会といった厳しいステージを勝ち上がった国内外9チームが、この決勝大会でそれぞれ企画・制作した作品の展示を行い最終審査となりました。
「Kait Future Creators!!(KFC)」は夢の実現プロジェクト2012年度採択プロジェクトで、作品は、『瞬刊少年マルマル』という、スクリーンにマンガのコマと吹き出しセリフ・背景・カメラで体験者のリアルタイムのポーズが撮影され、体験者が思うままにキャラクターを演じることで、体験者の個性を反映したマンガを作りあげるというもので、展示会場では大人気となりました。
情報メディア学科4年 奈良優斗
IVRC2012の約半年に渡る長い戦いが終了し、今では寂しい気さえしています。
IVRC2012の審査は4段階に分かれており、書類審査→プレゼンテーション審査→予選大会→決勝大会と進んでいきます。企画書を作り、プレゼンをし、認められたところで初めて制作にとりかかることができます。
今回、制作した作品は、マンガの中に体験者が入り込み、物語の主人公となって様々なポーズをとることで、そのポーズが反映されたオリジナルのマンガを作ることができます。
Kinectとプロジェクターを使った大掛かりなエンタテイメント作品で、プログラムはXNAというビデオゲームのための言語を使っています。科学的には違和感のない映像を作る技術、人間の姿勢を「編集長チェック」という得点システムで評価しているところが難しい点ではありました。
マンガは情報工学専攻修士1年の小出さんがすべて直筆で描いています。
そこに自然な体験が実現できるよう少年マンガ自身がもつ特徴をスクリプトという設定ファイルに作りこんでいきます。
機材的にはプロジェクター解像度が足らず、体験中のマンガの中での表情が体験者に伝わらないなど、不満な部分もあります。
また予選大会から決勝大会の間の短い時間に、TV番組への出演が舞い込み、作品のブラッシュアップとTV向けの演出の追加開発を同時に行わなければならず、プロジェクトマネジメント的にも大変な経験を積むことができたと思います。
決勝大会の結果は、世界第3位にあたる「川上記念特別賞」、日本科学未来館のお客さんが選ぶ「未来観客賞」,企業賞である「クリスティデジタルシステムズ社賞」の3つの賞を頂くことができました。『テーマパークで働きたい』という夢を持つ自分が、テーマパークの演出で使用されているクリスティ社の企業賞(副賞は某有名テーマパークの見学ツアー!)や、国立唯一の科学館である日本科学未来館に来場された方の人気投票の結果である未来観客賞を受賞できた事、また何よりも大勢の方から「楽しい」「面白い」というお言葉を頂き、本当に嬉しく思っています。
小出 雄空明(大学院情報工学専攻1年)
「瞬刊少年マルマル」はマンガに入り込んで演じることでマンガを作り上げる企画ですが、マンガに入りキャラクターを演じることは多くの人にはハードルが高いことでもあります。そこで、レベルデザインや企画を体験者にスムーズに理解してもらうことに気を使い、マンガの中に入り楽しみ、作ったオリジナル漫画を持って帰るという体験の中で、体験者には最初から最後まで楽しんで頂くことを一番に重視しました。体験して頂いた方々の楽しそうな雰囲気を見られたときが一番うれしかったです。
多くの体験者してくれた方々の楽しんでいる姿を見れたことや何度も体験していただけるような作品を作れたことをうれしく思います、ありがとうございました。残念ながら優勝はできませんでしたが、沢山の方に「楽しい」「面白い」というお声を頂けて本当に嬉しかったです。「瞬刊少年マルマル」はこれからも多くの場所で展示させていただきます。お時間がありましたらぜひお越しください。
小出 雄空明(大学院情報工学専攻1年)
http://www.youtube.com/watch?v=lKKJ6fTsCRk
KFCの世話役である情報メディア学科・白井暁彦准教授は、「IVRCには過去数年に渡りチャレンジしていますが、2010年、2011年の“ファイナルに残った”という状態から、有名大学・国立大学の常連校の中、一気に押しも押されぬ重賞授賞、3冠達成となりました。コンテンツ面の作りこみと技術的な難度の融合、そしてチーム一丸となって健闘した結果だと思います。ここから先は、研究室のプロジェクトとして、世界をステージに研究要素の盛り込みと、作品の改善を重ね、エンタテイメントシステム、コンテンツ工学の未来を開拓し、より自己実現に繋がるような活動になるような支援していきたいと思います。」と感想を述べました。
本作品は11月3~4日に開催される「幾徳祭2012」にて展示公開されます。
詳細は白井研究室(K1-501室)およびホームページ(www.shirai.la)にて!
TBS深夜特番「アノ大学の天才おバカさん研究所!」
http://www.shirai.la/topics/news/20121009TBS
ロケットニュース24「【DCEXPO2012】注目の最新技術「新感覚タッチパネル」「次世代ビデオ会議システム」など」
http://rocketnews24.com/2012/10/26/260603/
大学広報
http://www.kait.jp/news/470.html
【Kait Future Creators!!】
http://www.shirai.la/kfc
※本記事は
http://www.shirai.la/topics/news/IVRC2012Won
からのサイト移行に伴う再掲載です。
白井研究室とIVRC2012参加中の学生(団体名Kait Future Creators!!)が制作した作品「瞬刊少年○○」がTBS深夜特番「アノ大学の天才おバカさん研究所!」という番組で紹介される予定です。
[youtube]http://youtu.be/iXnmZHjKpjs[/youtube]
出演は南原清隆さん、アンジャッシュの児嶋さんと渡部さん、ミッツ・マングローブさん、AKB48 梅田彩佳さんで、放映日は10/9(火曜深夜)24:35~25:35の予定です。番組名はオフザケですが、内容はしっかりしており、国立大学・有名私立大学を相手に、神奈川工科大学D科を中心とする学生が大暴れする中身になっています(たぶん)。
【学生コメント】
・多重化映像システム『Scritter』を用いた格闘ゲーム大会「Kait Fight Club 2010」
・神奈川工科大学「夢の実現プロジェクト」 活動報告
11月6日(土) 12:00~15:00 KAIT工房(予定)にて。
「ひとめぼれ実験装置」および「ラブプレス++~俺の嫁にマッサージ~」(体験可!)
・白井研究室 オープンラボ
11月7日(日) 10:00~17:00 1401教室
「Scritter」および、「Kait Fight Clubフリー対戦」、「ラブプレス++~俺の嫁にマッサージ~」、「ResBe」、そのほかポスター発表を予定。
2010年11月6-7日に開催される神奈川工科大学 幾徳祭(http://circle.kanagawa-it.ac.jp/~jikkou/)におきまして、白井研究室プロデュース新感覚格闘ゲーム大会「Kait Fight Club」を開催します!
開催日:11月6日(土)・7日(日)“幾徳祭”
開催場所:K1号館メディアホール及びK2号館1401講義室
大会形式:1on1トーナメント
試合設定:2ラウンド先取 1ラウンド99秒
試合規定:全キャラ使用可能 試合毎のキャラ変更不可(ウルトラコンボの変更は可能)
選手登録受付中!学外の方も参加可能です。
[ Webによる事前エントリー制 (11/4迄) ]
スタッフも募集中!
ご質問やご興味のある方はK1号館405白井研究室を訪問していただくか、
[email protected] までご連絡ください。
]]>第18回・国際学生対抗VRコンテスト(IVRC2010)に出場、現在東京大会に向け作品「ひとめぼれ実験装置」を開発中のチームひとめぼれ(白井研・服部研合同チーム/KAIT Future Creators!!)です。東京大会まであと10日あまりとなった本日、東京大会までの最後の関門であったビデオ審査を無事通過し、実機展示可能と判断されたようです。開発を横目で見ている白井視点ですが、最初は無力にほぼ近い学生たちが、少しづつ、一歩づつですが成長していることを感じます。無事、最後まで走りきれるとよいのですが。勝ち負けよりもまずはそこをゴールに頑張ってほしいものです。
さて、チームのリーダーのひとり加藤匠君が、プロジェクトの内部で使用される集合知プログラミングの予備調査のために、以下の「ひとめぼれに関するアンケート」にご協力ください、とのことでした。5分程度で終わる簡単な調査ですので、ぜひともご協力いただけますと幸いです。なかなか興味深いです。
短縮URL:http://bit.ly/hito0812
For attendees interested in “multiplex content” and applications of 3D stereoscopic technologies.
未来のエンタテイメントシステムを自ら発想&開発し、世界のステージに踊り出よう!
ポスターはこちらから IVRC2010学内説明会ポスター (504 ダウンロード)
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