Ingress – Shirai Lab http://blog.shirai.la 白井研究室 Wed, 18 Jul 2018 14:08:27 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.6 Laval Virtual 2015にて発表、ExPixelが受賞しました。 http://blog.shirai.la/blog/laval-virtual-2015/ http://blog.shirai.la/blog/laval-virtual-2015/#comments Mon, 27 Apr 2015 19:16:08 +0000 http://blog.shirai.la/?p=3091 2015年4月8日から12日にフランスLaval市にて開催された「 Laval Virtual – 第17回VR技術と使用法に関する国際会議」に以下の発表のため参加してまいりました。

「ExPixel」Laval Virtual Award 2015 “BUSINESS, COMMUNICATION & SERVICES”
「Gamification and construction of virtual field museum using augmented reality game “Ingress”」(口頭発表):白井先生
「Face a la Mode」 口頭発表担当:鈴木百合彩、展示発表:安藤歩美
「ExPixel」展示発表:津田良太郎

http://www.laval-virtual.org/en/

VRIC2015のプログラム

http://www.laval-virtual.org/en/scientific-conferences/vric/vric-2015.html

国際公募デモ展 ReVolution2015採択リスト

http://www.laval-virtual.org/en/prices-competitions/laval-virtual-awards/laureats-2015.html

INVITED PROJECTS

  • VISTouch – Tokyo University of Technology

WELCOME PROJECTS

  • Blazing Exorcist – Tama University
  • Tiber Valley Virtual Museum – CNR
  • Chambre de Kristoffer – INREV university Paris8
  • Never Blind in VR – Dassault Systèmes
  • Stick’n roll – Tokyo Denki University

WEEKEND PROJECTS

  • SharedFace 2 – McGill University
  • Face à la mode – Kanagawa Institute of Technology
  • ExPixel – Kanagawa Institute of Technology

 

Laval Virtual 2015初日の様子をどうぞ(公式動画)

 

 

 

まず、最も大きな話題として「ExPixel」がLaval Virtual AWARDS「BUSINESS, COMMUNICATION & SERVICES」を受賞いたしました。

白井先生の授賞式において「11年間、Laval Virtualの運営に関わってきました、それだけにこのAwardは絶対に自分では受け取ることができないトロフィーであると認識しておりました。このたび、ExPixelに対して評価いただいたことを嬉しく思います」とコメントしました。

次に、相模原市立博物館とのコラボレーション、特にIngressを使ったフィールドミュージアムの構築が、英文論文として採択されました。発表に対するフィードバックも大きく、各国(米国、フランス、台湾、日本)での状況の違いなども共有されました。

 

 

■学生プロジェクト「Face a la mode」 (安藤歩美)

3年生中心に10週間ほどの企画・開発・制作を行ったプロジェクト「Face a la mode」はKinectとRealSenseを使った、没入型エンタテイメントシステムです。誰でも自分だけの素敵な雑誌の表紙を作ることができます。

好きな背景を選び、Kinectの前に立っていろいろなポーズをとります。映し出されるシルエットによりポーズのヒントを体験者に与えます。頭上にあるRealSenseにより、最高の笑顔の瞬間にシャッターが切られます。

完成した表紙は体験終了後に印刷されて、お持ち帰りいただけます。

Laval Virtual ReVolution 2015にWeekend枠で採択され、週末の2日間で309人を超える体験者に体験して頂けました。

 

以下、写真紹介です(津田良太郎)。

 


4/6Laval市郊外にて研究のディスカッションを実施


展示会にてGear VRを体験、解説をする白井先生

 


WeekEnd発表、共演を求められる安藤さん


展示最終日、学生ボランティアのJacquelineさんにフランス語でお礼を言う津田

 


WeekEnd展示 ポーズを取る体験者

 


IVRC2014優勝、筑波大学「ChildFood」の展示

 

■おわりに

今回の「Face a la mode」展示プロトタイプに先んじて、オープンキャンパスにおいて展示させていただきました、日本の高校生とフランスの一般の体験者は体験の様子が全く違いました。

RealSenseの笑顔の認識も、日本では課題が多かったのですが、チューニングの甲斐もあって、フランスでは良好な反応で利用できました。

展示の中で一番大変だったことが「英語の通じない世界でのオペレーション」でした。ジェスチャーで説明したり、お子様が体験した時に保護者の方が通訳してくださることで乗り切ることができました。

現地の女子高校生展示ボランティアJacquelineさんをはじめ、たくさんの方に助けられました。ありがとうございました。

 

フランス滞在2日目、調査のためモンサンミッシェルの見学をしました。普段では絶対に目にすることのできない風景や建築、おいしい食べ物を満喫し、貴重な体験でした。

ラヴァルの町はパリに比べると落ち着いていて、とても過ごしやすかったです。来年配属するであろう後輩たちにも是非Laval Virtualに参加してこの風景を楽しんでもらいたいと思います。

 

IMG_2456

IMG_2339

IMG_2387

IMG_2406

IMG_2442

]]>
http://blog.shirai.la/blog/laval-virtual-2015/feed/ 1
プレスリリース「相模原市でIngress初詣イベント開催」 http://blog.shirai.la/blog/ingress-20141224/ Wed, 24 Dec 2014 15:42:29 +0000 http://blog.shirai.la/?p=3036 多重化不可視映像技術「ExPixel」や「Manga Generator」など
エンタテイメントシステムを研究する白井研究室は,
本日,以下のプレスリリースを発信いたしました.

プレスリリース「相模原市でIngress初詣イベント開催」

概要:
2015年1月4日(日)に神奈川工科大学情報学部情報メディア学科白井研究室と相模原市立博物館スタッフを中心とする相模Ingress部が、Googleの運営するスマートフォンと位置情報を利用したゲーム「Ingress(イングレス)」を使った地域交流イベントを開催します。
hatsumoude-pressrelease-1024x576
神奈川工科大学情報学部情報メディア学科白井研究室と相模原市立博物館は
協働事業「みんなでつくる相模原『知的探求散策アルバム』」(スマ歩!さがみはら)を推進してきました。
その活動の一環として、博物施設に足を運ぶ機会の少ない若い世代を対象に、
Ingressを絡めることで地域の再発見を目指してもらうことを目的として「相模Ingress部」を組織し、HPやTwitter等のSNSを中心に活動してきました。
この度、その活動の成果ワークショップとして、Ingressプレイヤー向けの初詣イベントを企画しました。
主に中高生などの若い世代や、家族連れに参加していただきたいと考えております。

【企画名】 スマ歩さがみはら:ふちのべIngress初詣

【開催概要】

開催日時:2015年1月4日
 受付開始:12:30~
 開始:13:00~16時終了予定
 集合場所:
  JR淵野辺駅南口「宇宙兄弟の看板」前
参加費:無料

【申し込み方法】

 下記のイベントURLへアクセス、フォームより参加登録
 ☆締切り:12月30日 23:59
 ★先着:10組程度(予定,たくさん集まると増加も検討します)
 ☆上級者には第一回相模Ingress部アワードも。
 ★両陣営を対象としたクロスファクションイベントです。

【内容】(予定)

1・ご挨拶交流戦
 両陣営を混ぜたクロスファクションイベントになります。
 上級者(L8以上)と初心者(L8以下)でチームを構成し、
指定時刻終了まで相模原市内の指定場所で指定ポータルを奪い合います。
 通常のプレイ要素に加えて初心者エージェントがどれだけ成長したかも評価します。
勝者にはトレーナーメダル(物理)をプレゼント。
 始めて会ったエージェント同士のコミュニケーション能力が試されます。
2・新春初詣Ingressツアー
 JAXA(宇宙航空研究開発機構)を擁する相模原市淵野辺を舞台に、Ingressを使った初詣を行います。小惑星探査機「はやぶさ」が消息を絶った際、当時「はやぶさ」のリーダーを努めていた川口淳一郎JAXA教授が「発見祈願」に訪れた新田稲荷神社や、JAXA相模原キャンパス、相模Ingress部の本籍地である相模原市立博物館を訪問します。
3・第1回 賀詞ポータルキー交換会
 相模原市立博物館館内で、以下の催しを行います。
・ポータルキー交換会
・相模Ingress部とは
・相模Ingress部クイズ
「ポータル数が最も多い駅は?」、「この図を見て!多重CFいくつ張れる?」、「このポータルはどこにある?」
・第1回相模Ingress部アワード
 エージェントステータスから、優秀なエージェントを表彰します。
 UPVや歩行距離に加えて、動かんgress(XMリチャージ)など、個性的な賞を設定しています。
・最後は記念撮影
4・調査へのご協力お願い
 終了後、Ingressと地域の博物・史跡に関するアンケートにご協力お願いいたします。
追加情報はTwitter、ブログ,各種SNSにて告知いたします。

問い合わせ

 相模Ingress部メールアドレス: ingressbu at shirai.la (担当:小瀬)
イベントURL:
(相模原市立博物館・相模Ingress部のサイト)

関連リンク

■相模Ingress部とは
■Ingressとは
■スマ歩さがみはら(活動記録・リンク集)
http://blog.shirai.la/projects/sumaho/
■相模原市立博物館

 

]]>
相模Ingress部,活動開始! http://blog.shirai.la/blog/sagami-ingress-bu/ Sun, 26 Oct 2014 05:23:46 +0000 http://blog.shirai.la/?p=2906 既存の代替現実ゲームであるIngressを用い、相模原の若者に地域の史跡・文化財を知ってもらい、博物への知識や地元愛に溢れた人物への育成を目指す組織「相模Ingress部」が発足しました!

相模原市立博物館との協働事業からスタートし、博物館のオンライン市民学芸活動という位置づけで、市立博物館のWebサイトで公開しています。

技術的にはIngress紹介ブログを簡単に書くためのスマホで撮影したEXIF情報を使ってGIS(地理情報、GPS座標)を地図表示するWordpressプラグインなども開発しています。

https://kaitas.github.io/sagami-ingress/

ちなみにIngressを使った地域振興は岩手県でも行っているようです。
http://blog.livedoor.jp/noblog0125/archives/15514475.html
12月には東京で初めて、Ingressのイベントが開催され、参加者規模は数千人と言われています。
今後、大手メディアなどでも扱われ、社会現象になるようこともあるかもしれないですね!

]]>