FujitsuSSL – Shirai Lab http://blog.shirai.la 白井研究室 Wed, 18 Jul 2018 14:08:27 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.1.6 SIGGRAPH ASIA 2015 Kobeにて研究成果を発表します http://blog.shirai.la/blog/siggraph-asia-2015-kobe/ Sat, 31 Oct 2015 12:25:13 +0000 http://blog.shirai.la/?p=3501 SIGGRAPH ASIA 2015神戸にて富士通SSLさんのブースにて共同展示を行います。SA15Logo2

まず白井研究室としては2つ大きな発表があります。

(1) 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリと「ExPixel × LiveTalk によるユニバーサルなゲーム空間」を企業展示エリアExhibitionに展示します。

ExPixel Manga Generator with Digital Signage by Shirai Lab, Kanagawa Institute of Technology. Cooperated by Fujitsu SSL. Demonstration in SIGGRAPH ASIA 2015 Kobe Exhibition.

神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 白井研究室の人気研究である多重化技術「ExPixel」と「マンガジェネレータ」がフュージョン!
サイネージに興味がない人も「何だ何だ!?」と寄って来ます。変更フィルタを通すとゲーム画面が見えます。もちろん今までのManga Generatorと同じく、最後には自分が作ったマンガを持ち帰れますよ。商用デジタルサイネージでの利用を考え、めがねをかけていない人にも必殺技を出したときにだけカットインする認識機能つき。

 

Universal Gaming Space using ExPixel and LiveTalk, by Fujitsu Social Science Laboratory

SIGGRAPHASIA2015_ExPixel MangaGenerator Flyer

神奈川工科大学白井研究室で開発された、ひとつのモニタで複数の映像を見ることができる技術です。メガネの有無によって、異なるコンテンツを見ることができます。
聴覚障がい者と健常者が共に楽しくゲームを行える環境を実現しました。
LiveTalkによって、リアルタイムに生成される発話内容を、ExPixelのメガネを通して確認し、コミュニケーションを取りながらゲームを行えます。
The “ExPixel” can show multiple contents on a same single display simultaneously. Observer can see different contents wearing glass or off. This technology is invented by Shirai Lab in
Kanagawa Institute of Technology, Japan.

発話を音声認識しリアルタイムにテキストに変換して共有できる聴覚障がい者参加型コミュニケーションツールです。聴覚障がい者への情報保障の問題点を改善し、ユニバーサルデザイン会議を実現します。
We realized a new way of game playing environment that can satisfy both deaf person and non-deaf person. The subtitle is generated in real-time on hidden channel and viewer can see through polarized glass. The “LiveTalk”, is an application that can recognize presenter’s speech and convert it to text to display in real time. It can realize universal designed conference between deaf and non-deaf person.

 

そして、11/3には教育シンポジウムIVRC関連セッション「Innovation in The Age of Virtual Reality Through Organizing International Student Competition」にてManga Generatorを発表します。

SIGGRAPH Asia 2015 Kobe Symposium on Education
シーグラフアジア2015 神戸 教育シンポジウム
テーマ「イノベーティブエデュケーション 革新と創造の教育、アート、テクノロジー、エンターテイメントの交差点」

11月3日 11:00 – 14:00 教育ワークショップ
「国際学生コンテストを通したVR 世代のイノベーション」

教育シンポジウムの詳細はこちら

教育シンポジウムでは、CGやインタラクティブ技術と教育に関する研究発表の場を提供し、また教員、学生の方々をはじめ、幅広い層の参加者の皆様に楽しんでいただけるプログラムを企画いたしました。シンポジウムでは日本、ニュージーランドなどアジア、太平洋地域をはじめとする多数の教育研究機関、公的機関、団体、またピクサーアニメーションスタジオ、スクエア・エニックスなど映像・ゲーム業界からの発表、講演者が集まり、研究発表・討論・講演・ワークショップをいたします。公募論文と企画はそれぞれ3名のピュアレビューワーと審査委員会によって厳選され、50件の応募から13件が採択されました。
シンポジウムでは、日本語訳付きの講演、体験型のワークショップセッションなど、英語が苦手な方にも参加していただけるセッションも予定しております。
シンポジウムのオープニングセッションでは、ACM著名講演者プログラムからリスボン大学Joaquim Jorge教授を迎え、ゲーミフィケーションにより情報工学の授業をゲーム化し楽しくする試みについて講演していただきます。

委員長:青木美穂 州立アラスカ大学フェアバンクス校

教育ワークショップ

Innovation in The Age of Virtual Reality Through Organizing International Student Competition

(国際学生コンテストを通したVR世代のイノベーション)
講演者代表:白井暁彦、神奈川工科大学/IVRC実行委員会

1993年から開催され、これまでにバーチャルリアリティ(VR)の既成概念を拡張するような、独創的で親しみの持てる作品を数多く生み出してきた国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC, International collegiate Virtual Reality Contest)は、日本VR学会を中心にボランティアによって運営される、世界最大かつ最も歴史のあるVR作品コンテストです。学生が企画・制作したインタラクティブ作品の新規性・技術的チャレンジ・体験のインパクトを、一般体験可能な状態で競うことにより、(1)自ら考え・学び・手を動かすことのできる優秀な人材の育成、(2)バーチャルリアリティの啓蒙普及、(3)地域・企業・学術を結ぶ,バーチャルリアリティ・コミュニティの醸成を目的として、日本をはじめアメリカ、フランスを中心とした世界各国からの参加者が参加しており、コンテストを通して「自ら考え・学び・手を動かすことのできる」優秀な人材を育成する、21世紀的な体験型教育システムでもあり、その実績はSIGGRAPHやLava Virtualをはじめ国際的にも高く評価され、IVRCを体験した学生たちのその後の活躍も、高く評価されています。
本ワークショップでは、このような活動の概要を実行委員長である舘暲先生(東京大学名誉教授)にお話いただき、IVRCの変革と国際化をすすめてきた白井暁彦のオーガナイズにより、IVRC卒業生である稲見昌彦先生、長谷川晶一先生をはじめとする、VR/CG/ゲーム/メディアアート/学術研究分野で活躍する各位をお呼びし、デモや記録映像、経験談とともに日本語と英語で幅広い人々に体験を共有します。
(英語、一部日本語と英語通訳)

〔発表者・パネリスト〕11:30~12:30
オーガナイザー:白井暁彦(Akihiko SHIRAI) 神奈川工科大学
舘 暲 (Susumu TACHI) 東京大学 高齢社会総合研究機構
稲見 昌彦 (Masahiko INAMI) 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
長谷川晶一 (Shoichi HASEGAWA) 東京工業大学
髙橋 誠史 (Masafumi Takahashi) 株式会社バンダイナムコスタジオ
山岡潤一 (Junichi Yamaoka) 慶應義塾大学 SFC研究所/日本学術振興会
西田 惇 (Jun NISHIDA) 筑波大学 グローバル教育院
日英インタープリター:青木美穂(Miho AOKI) 州立アラスカ大学フェアバンクス校

〔デモ展示発表〕入退場自由 11:00~12:45
CHILDHOOD

西田 惇, 髙鳥 光, 佐藤 綱祐 (筑波大学 グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム)
VibroSkate
日野 綾香 Ayaka Hino (東京工業大学大学院 総合理工学研究科 知能システム科学専攻)

Manga Generator
安藤歩美, 鈴木久貴, 鈴木百合彩, 津田良太郎, 山口裕捺, 柴本恵理子,白井暁彦
(神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科 白井研究室)

TagCandy
山岡潤一(慶應義塾大学 SFC研究所 訪問研究員, 日本学術振興会特別研究員)

日本語Facebookもよろしく

なお、白井先生は若手プログラムリエゾンとして、日本語FacebookやBlogでのSIGGRAPH ASIAプロモーションに活躍されております。
大変役立つ情報も多いのでこちらもご活用ください
http://aki.shirai.as/sa2015

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共同プレスリリース:TEPIA 先端技術館に多重化・不可視映像技術「ExPixel」を常設展示 http://blog.shirai.la/blog/pressrelease20150804/ Sat, 08 Aug 2015 16:16:35 +0000 http://blog.shirai.la/?p=3337 2015年8月4日、富士通SSL社との共同プレスリリースを発信いたしました。以下再掲いたします。

SIGGRAPH ASIA 2015 神戸での展示発表についてもこちらで公開させていただきます!

http://www.ssl.fujitsu.com/release/2015/08/4.html

「TEPIA 先端技術館に多重化・不可視映像技術「ExPixel」を常設展示」

~神奈川工科大学 白井暁彦准教授と共同で実用化を進める多重化・不可視映像技術「ExPixel」をTEPIA 先端技術館で体験いただけます~

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:川口 浩幸)とエンターテインメントシステム(注1)の第一人者である神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科(所在地:神奈川県厚木市)の白井暁彦准教授が共同で実用化に取り組んでいる多重化・不可視映像技術「ExPixel」をTEPIA 先端技術館(所在地:東京都港区)に常設展示しています。
「ExPixel」は、2 種類のコンテンツを1 台のディスプレイに同時に表示させ、裸眼と偏光メガネ利用者とで見えるコンテンツを切り替える多重化・不可視映像をハードウェアの改造なしに実現する技術で、白井研究室が開発した技術です。当社は2014 年度から白井研究室と共同でこの技術を応用した商品開発を進めており、今般、商品化に向けた取り組みの一つとしてTEPIA 先端技術館のテクノロジースタジオ「未来のくらし」コーナーで常設展示することとなりました。

「ExPixel」体験ゾーン

「ExPixel」体験ゾーン

「未来のくらし」コーナーは、現在の先端技術が将来どのような製品・サービスに成長し、くらしや社会に取り入れられているのかを体験できるコーナーです。「ExPixel」は家庭のリビングを想定した体験ゾーンのなかで、次世代のテレビ鑑賞のモデルケースとして紹介されています。親子で見たいテレビ番組が異なる場合も、偏光メガネを通し一台のテレビで別々の番組を楽しめるため、家族が自室に籠ることなく、リビングでくつろぎの時間を共有できる家族団らんのシーンをイメージしています。

映像多重化

映像多重化

現在、TEPIA 先端技術館ではトークショーや体験教室などの様々な夏休みイベントが開催されており、「ExPixel」による次世代のテレビ鑑賞モデルケースも体験いただくことができます。
当社と白井研究室は「ExPixel」について、2015年11月に神戸で開催されるアジアにおけるコンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術に関するカンファレンスと展示会「SIGGRAPH Asia 2015」に共同出展し、今後も各種イベントを通して実証実験を重ね、品質向上と実用化を目指してまいります。

【 「ExPixel」について 】

一般的な3D テレビでは、右目用のチャンネルと左目用のチャンネルで異なる映像を映すことにより、立体表示を実現しています。これを裸眼で見ると、2つのチャンネルの映像が混ざり、二重像に見えてしまいます。「ExPixel」では、不可視映像技術により、裸眼で見ている時は、もう一方の映像が見えないように不可視化しています。この不可視化しているもう一方の映像は、偏光メガネをかけることで、見ることができます。

【 TEPIA 先端技術館 】  URL: http://www.tepia.jp/exhibition/

所在地 〒107-0061 東京都港区北青山2-8-44
開館時間 10時~18時(土・日・祝日は10時~17時)
休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は開館して翌平日休館)
入場料 無料
交 通 東京メトロ銀座線外苑前駅3 番出口から徒歩4 分

【 関連情報 】

新たなエクスペリエンスを提供する新商品の創出を目的としてエンターテインメントシステムのエヴァンジェリスト白井暁彦准教授と産学共同研究を開始 (2014年7月31日 プレスリリース)
http://www.ssl.fujitsu.com/release/2014/07/31.html

【 注釈 】

(注1)エンターテインメントシステム
通常のコンピュータシステムと異なり、人々の喜び・楽しみのために設計されたコンピュータシステム。例として、近年の携帯電話は通信端末としての位置づけからエンターテインメントシステム端末として変革している。

【 TEPIA について 】 URL: https://www.tepia.jp/

TEPIA(一般財団法人高度技術社会推進協会、Association for Technological Excellence Promoting Innovative Advances)は、機械、情報、新素材、バイオ、エネルギー等の先端的技術動向を調査し、地球環境問題やイノベーションによる新規産業創出などの未来社会の発展のための重要課題の解決に役立つ最新の先端技術を、分かり易く体験的な手法で情報発信することなどを目的に事業活動を実施しており、その一つとしてTEPIA 先端技術館の運営を行っています。

【 白井暁彦准教授について 】 URL: http://www.kait.jp/ug_gr/undergrad/info_science/info_media/academic/shirai.html
2010年より神奈川工科大学情報学部情報メディア学科において、ゲームクリエイターやメディアアーティスト育成のための教育研究に従事。工学的なものづくりや展示物、作品プロデュースだけでなく、エンターテインメントとその技術が将来にわたって意味のある存在であるためには何が重要か、という原理的な整理や歴史、哲学、理論化などの研究も行っています。著書に「WiiRemote プログラミング」、「白井博士の未来のゲームデザイン ―エンターテインメントシステムの科学―」などがあります。

株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ URL: http://www.ssl.fujitsu.com

当社は富士通グループの一員として、ソフトウェア開発/システム構築を中心に事業を展開してきました。現在、それらの実績と最先端のICTをもとにした自社ソリューション群『PoweredSolution(パワード・ソリューション)』により、セキュリティ対策やWebサイト、CRM(Customer Relationship Management)、ワークフロー、GIS(地理情報システム)、情報統合、情報利活用、開発・運用基盤、OSSの9つのカテゴリによる、あらゆる業種に適用できる幅広いソリューションを、様々なお客様に提供しています。
当社は1990年にシステムインテグレーター認定、1996年にはISO9001の認証を取得しました。セキュリティ関連では、2003年にセキュリティ監視サービスでBS7799 およびISMS認証基準の認証を取得し、2006年には全社レベルでISO27001の認証も取得、2008年にプライバシーマーク付与の認定を受け、さらに2009年には世界で初めて情報セキュリティ格付を取得しました。また、当社のRuby技術者育成への取り組みやRubyに関する高い技術力が認められ、2011年にRubyアソシエーション認定システムインテグレータGoldも取得しています。
商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

報道関係お問い合わせ先: 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 広報室

電話:044-739-1520(直通) / E-mail: ssl-pro [a] cs.jp.fujitsu.com

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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