須貝孝明 IVRC企画調査結果

 

 

雑ではありますが自分の考えた企画の検証調査結果のメモを記事としてまとめました。

・落下(高速で)を体験する
–既存の例としては遊園地のアトラクションのような「大掛かりな装置を使い、安全に落下するもの」が大半で、実際に落下することの無い落下体験装置はセガが特許取得している「遊戯者を空中に吊り下げ、臨場感のある映像と音響を楽しませる遊戯装置」だけだった。

www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

特開2009-233288「遊戯装置及びその制御方法」
自分が考えていたものは、仰向けから背面落下するシミュレーターだったが、IVRCの制約から人口風やヘッドマウントディスプレイなどで臨場感を演出する以上の大掛かりな仕掛けは出来ない。

・痴漢検挙シミュレーター
–痴漢冤罪を回避するシミュレーターはあったが検挙するためのシミュレーターは見つからなかった。
新規性あり?
ただとてもデリケートな題材なため実現は難しそう

・見た目だけでなく着たときのキツさ、ゆるさもわかる衣服試着
–『動的衣服シミュレーターを利用した衣服の身体的適合性の評価』という論文を発見
実用化はまだされてない?
www.jstage.jst.go.jp/article/transjtmsj/58/2/58_2_T21/_pdf
その他にも利用者を撮影、体型データを検知し試着画像を表示するという特許もあったが、実際に衣服を着ないでキツさやゆるさを体感することは技術的に難しい。

・二次元アニメーションに入ることができる
–ヘッドマウントディスプレイを用いてアニメ中のシーンを疑似体験する装置
www.kayac.com/news/2014/08/knightsofsidonia
↑例を発見。ただしこのタイプは新規性なし
自分が考えていたものは体験者がヘッドマウントディスプレイを用い、二次元キャラクターとコミュニケーションが取れ、なおかつ利用者の近くの見学者は、トゥーンレンダリ ングなどで極限まで平面化された体験者がキャラクターとコミュにケーションをとっている様子をみることができる、というもの。
こちらは技術的に難しそう。

・小説に入ることができる
–前例はないと思われる(検索結果から)
行動の活字化をリアルタイムで行うことで小説に入った感じを演出
「事実は小説よりも奇なり」・・・ということで
さらに行動を小説内の人物や世界に反映させるとなると
技術的チャレンジが必要

・無生物と会話できる(話しかけてくれる)
–ものにAI埋め込むだけでできる・・・?無生物と言うのが抽象的
新規性なし

・海に沈んでいく体験
–「海に沈む 体験」で検索したら禁ゲーっぽいのが出てきて困惑
自分の調べではそれらしきものなし 新規性あり?
ただ先に挙げた落下体験のような臨場感に加え水圧などの再現もしなければならないため
技術的に難しい
この手の装置は回転率が悪そう

・実際の街中をスケートボードやスノーボードくらいの速さで滑る
–似たものにOculusRiftをつかって一人称視点でソニックやマリオカートを楽しむというものがあった

www.inside-games.jp/article/2014/04/28/76373.html

(これらのゲームはもともと三人称視点や2D)

現実世界を再現できれば、新鮮な体験(帰り道の上り坂で加速・・・とか)ができそう
新規性(住み分け)もあり、インパクトもあるのでよさそう

・幽霊とコミュニケーションをとる
–「幽霊 コミュニケーション」で検索したらYahoo知恵袋のオカルト記事が出てきて困惑
これも抽象的
感覚としては前回のセミナーで紹介されていた「こびと-Virtual Brownies-」に近い 他の人には見えない「なにか」と自分だけがコミュニケーションをとっているという点。

今回の検証で、前回考えた多くのものが抽象的過ぎる考えであったり、大掛かりな仕掛けを使わないといけないものであったことが分かった。今回の課題を活かし、今後は自身と他者のどちらにも説得力のある企画を提案していきたい。

 

IVRC調査結果 藤澤佳記

 

IVRC2015の調査結果

・自らが人間以外になった時の目線体験

実現されているものはないが、何になりきるのか、どういったコンテンツなのか掘り下げていくことが今後期待される。また、すでに鷹の目線などのものは存在した。ipod.item-get.com/2013/09/post_185.php

ゲームの要素として用いる場合、新規性に欠ける。

・アクションすることで刺激を受ける筋肉を表示し、ランダムで得点を出すゲーム

前例を見つけることはできなかったが、使用している筋肉を表示する、区別する手段に問題が生じた。サー

モグラフィーなどを考慮したが、現実性のあるものを考えていきたい。

・ダンスでけがを治す!?

現実的にダンスでけがを治すことはできないため、ゲームに用いることにする。ダンジョンのようなゲームに

し、回復の手段にダンスを用いることなどを考えている。ゲームの内容次第ではありきたりなものになってし

まうため、ダンスで回復する以外にも新規性を見出す必要がある。

・撮った写真が二枚出てきて、一枚は不自然に写り、それらで間違い探しができるアプリケーション

前例はないが、インパクトに欠ける。また、新規性においても、ただの間違い探しではありきたりである。

・撮った動画が映画のようになるアプリケーション

撮ったものが変化するアプリケーションは多く存在し、新規性に欠ける。方向性について考え直す必要があ

る。

・指紋認証のように、手の動きによる人物認証システム

人物認証システムは指紋認証、顔認証など、さまざまに存在する。手の動きについては新規性があるが、実現

が難しく技術的な面で再考が必要となった。

今回の課題を通して実現性、インパクト、新規性の面から考慮しなおすべき点が多く発見できた。次回に向け、内容をさらに深く掘り下げていきたい。

齊藤弘朗 IVRC調査結果

IVRC2015の審査方針に従って自分の作品の新規性や体験面のインパクトなどについて検討する

1323133 齊藤弘朗

・魔方陣を書いてみたい → 特許検索ですでに多摩大学「MAHO -PEN」という作品で論文を発表済みであることを発見、新規性は無し

ivrc.net/2008/recruit/abstract_maho-pen.pdf

・隕石を打ち返して星を破壊するゲーム → 打ち返す系統のゲームは数多くあり新規性無し

・漢字の一部をひっぱったり伸ばしたり消したりして正しい漢字にする → 特許検索では自分の想定しているようなものは見当たらなかったが文字をいじるゲームがいくつかある漢字の一部を動かすだけでは体験してみたいというインパクトにかけているように感じる。

・ボールになりたい → 物や動物にカメラをつけてその視点を体験するというものは様々な人が実行しており視点だけだとありきたりで新規性もなく体験してみたいというインパクトにかけている。

・モーションセンサを使ってオンラインでサバゲ → すでに「PrioVR」というものが実現されており新規性なし

作品URL:http://gigazine.net/news/20140218-priovr-suit-up-game/

画像1
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画像引用元:http://gigazine.net/news/20140218-priovr-suit-up-game/

・恐竜にのってレース → レースゲーム自体が数多く出ており其の時点で新規性にかけている。

・巨人になる → 巨人のドシンなど巨人をモチーフにしたゲームはいくつか存在していてそれをヘッドマウントディスプレイなどで再現すれば体験のインパクトはいくらかあると感じるが新規性が無い。

実際に調べてみると自分が考えた案の大半がすでに実現されているものが多くそうでないものも実際に自分がやってみると考えてみるとあまりにも面白くなさそうなものであり、新しいと面白いを両立させることがここまで難しいことだとは考えていませんでした。次はまず新規性という点に重点をおいて考えそこから出た案をどのようにすれば面白く技術的なものにできるかを考えていきたいと思っています。