2x3D

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2x3D (ツーバイスリーディー)

3D映像の新方式

 急速に普及しつつある3Dディスプレイですが、2Dで視聴したい利用者と3Dで視聴したい利用者が、同時に同じスクリーンで映像視聴することは不可能でした。

情報メディア学科の白井暁彦准教授、谷中一寿教授らは、3Dディスプレイにおける新方式「2x3D(ツーバイスリーディ)」を提案しました。この技術は、偏光投影型の3Dディスプレイとハードウェア的に互換性のある方式で、多重化隠蔽映像技術「Scritter」の応用です。

▼動画による解説(英語):http://www.youtube.com/watch?v=8UMpx56lMT8

本研究は「デジタルコンテンツエキスポ2012」、専門家向けには「日本VR学会」および国内最大のゲーム開発者会議である「CEDEC2012」で発表し、参加者が選ぶ最高の賞である「インタラクティブセッション・大賞」を受賞しました。また海外では世界最大のCG・インタラクティブ技術の国際会議「SIGGRAPH ASIA 2012」において、採択難度の高いデモ展示セッションである「Emerging Technologies」で採択され、発表を行いました。

「2x3D」が現在の映画館に普及すれば、2D/3Dをそれぞれ別の映写室で上映する必要がなくなります。これにより子どもやメガネ使用者など、長時間の3D視聴に難がある利用者が気軽に同じ映写室で映画を見ることができるようになり、いつでも2Dと3Dを切り替えて、多人数が同時に視聴できます。映画館側のコストと映画視聴者側の両側において利益があります。また両眼に使用していた偏光フィルタが片眼で実現できるという利点もあります。

NECをはじめとする、国内外のディスプレイ関連企業・コンテンツ関連企業からの注目度も大きく、幅広い産学連携を通した世界的な普及が期待されています。