NICOGRAPH2013審査結果

11月8(金)、9(土)に甲州市勝沼ぶどうの丘にて開催される芸術科学会NICOGRAPH2013。
www.vc.media.yamanashi.ac.jp/nicograph2013/

投稿した私の論文『SD法を用いた電子ペーパーデバイスと紙媒体におけるフォント比較評価』がショートペーパー(口頭発表)に採択されました。

ただいま論文を査読用原稿から最終原稿に修正中です。

宣誓

八月も上、中、下旬の上旬が終わります。

毎日勤勉な太陽と気まぐれな雨のダブルコンボで暑くてたまりません今年の夏ですが、私はクーラーのきいた研究室で論文にかかりっきりです。

大学4年にもなると月曜も日曜も祝日もほとんど変わらない日々を送っているので、夏休みになっても実感がありません。気がついたらいつの間にか夏休みでした。

そんな風に生活していると「去年はなにしてたっけ?」など考えてしまいます。去年は川で泳いでました。(正確には流されていただけ)

そんな私ですが、中旬は神奈川から新潟に帰ります。

帰ってなにするか?帰って書きます、小説を。

一週間ちょっと実家のほうで根をつめて、魂をつめた小説を書いてくることをここに宣言します!

本・情緒・趣

このあいだ電子書籍のアンケートを実施しました。

で、その中で『今後、教科書として使用されるのならば紙と電子のどちらがよいですか』という質問を設けたわけですよ。

結果は18人中、紙が14人、電子が4人、とまあ予想どおり紙の圧勝だったんですが、その理由が意外と面白いんです。

「紙をさわっている感じが好きだから」とか「電子書籍は高価で壊れてしまうと取り扱えなくなる」とか、紙の感覚の良さ、電子書籍の使いづらさをいうのは予想していたんですが、「書き込みや、見直しが可能なため」「落書きできない」など紙には書き込みができる利点を挙げた人たちがいました。

これは重要箇所に線を引いたり板書のメモを取ったりする教科書ならでは理由ですね。完全に盲点でした。というか教科書に落書きしないで!

まあそうでなくても、いまの大人には電子書籍を受け入れ難い人が多いですよね。私も個人的には紙の本が大好きなひとりです。

幼いころからスマートフォンやタブレット端末に慣れ親しんでいるいまの子供たちが大人になるころには世論はまた違った感想を抱くのでしょうけれども…。

なにはともあれ、電子書籍が普及しても、近未来ものの映画とかアニメとかでたまに見られる電子端末を使って行う授業風景が現実になるのはまだまだ遠そうですね。