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HTC Viveコントローラーの分解、改造!(振動子追加)

2016年10月6日 (開発者日記)

ハード担当の我妻です。
前回に引き続き、Viveコントローラーの分解、改造の話です。

振動子を交換する際に、振動子に使われている磁力の大きさを考慮していなかったため今回は配線を外に出して外付けの形をとってみました。

追加する振動子はバイブロトランスデューサのVp210を使用します。
小型で扱いやすく、制御しやすいようでIVRC2016予選でも使用しているチームがありました。

私たちのチームは当初、Arduinoでの制御を試みていたのですが、HTC Viveの追加アクセサリーコンテスト
VIVE Accessory Design Contest
に参加してみるのも面白いと思い、今回はHTC Viveで制御しました。

それでは取り付けてみます。
前回、Vive側の半田パターンはわかったのでこれにイヤホンジャックのメス端子を半田付けしてViveの外側までもっていきます。

dsc_1936
(絶縁できているか不安ですが、一応保護もしてみました)

 

Vp210にはイヤホンジャックのオスを半田しておくことで、ジャック同士をつなげることができるようになります。

dsc_1935

また、イヤホンジャックにすることで後からEQやアンプなど音響機器をつなげることができるので汎用性も高い…?かなと。

 

実際に振動させてみた動画があるので御覧ください。

ちなみに振動子を追加してみてわかったことなのですが、Viveコントローラ-起動時の「テレー」という音はどうやら振動子から鳴らしているみたいです。
なので追加した振動子のほうから「テレー!!」と大きな音がでて。圧電ブザーかと…
HTCの設計には学ぶことが多いですね

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